聖学院大学が4月26日に公開講演会「サステイナブル・ファッション 〜人と自然と衣服のつながり〜」を開催予定

プレスリリース

2023年4月20日

聖学院大学
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聖学院大学(埼玉県上尾市、学長:小池茂子)は、4月26日(水)にFASHION REVOLUTION WEEK(4/22~4/29)の一環として、公開講演会「サステイナブル・ファッション 〜人と自然と衣服のつながり〜」を開催します。これは聖学院大学サステイナビリティ推進センター(SSC)と政治経済学部共催の講演会で、サステイナブル・ファッションに関する活発な取り組みをされているゲストをお招きし、服という身近なものから、私たちの生活や世界の現状、グローバル化の行方に目を凝らし、考える機会といたします。これからのファッションに必要なことを一緒に考えたいと思いますので、是非ご参加ください。

公開講演会「サステイナブル・ファッション ~人と自然と衣服のつながり」について

 本講演会は聖学院大学のオムニバス授業「社会の扉を開く」の一環として開催されるもので、2022年4月に開設されたサステイナビリティ推進センター(SSC)と政治経済学部の共催で行われます。
 縫製工場が複数入居していたバングラデシュのビルの崩落事故をきっかけに発展したムーブメント「FASHION REVOLUTION WEEK」(4/22~4/29)の一環として開催するもので、講師として、サステイナブル・ファッションに関する活発な取り組みを行う一般社団法人unistepsの共同代表、鎌田安里紗氏をお招きします。
 服という身近なものから、私たち自身の生活、世界の現状、グローバル化の行方に目を凝らし、一人一人が行動を起こすきっかけを提供することを狙いとしています。

FASHION REVOLUTIONについて

 2013年4月24日に起きたバングラデシュの縫製工場が複数入居していたラナプラザ・ビルの崩落事故(死者1000人以上、負傷者2500人以上)を発端としたファッション産業をフェアで安全な産業にしていくことをめざすムーブメントです。この事故を契機に、短い納期や工賃の圧迫など、ファッション産業の構造的な問題が浮き彫りとなりました。また、発注側のブランドが工場の状況を把握していなかったことから、ファッション産業のサプライチェーンの不透明さが問題視され、世界中の消費者がSNSを通して「#whomademyclothes(私の服は誰が作ったの?)」と問いかけるムーブメントに発展。その後、4月24日を含む1週間は「FASHION REVOLUTION WEEK」とされ、生産過程の透明化の重要性を訴えるイベントが世界各地で開催されています。

公開講演会「サステイナブル・ファッション 〜人と自然と衣服のつながり〜」概要

講演者について

講師:鎌田 安里紗 (一般社団法人 unisteps 共同代表理事)
「多様性のある健康的なファッション産業に」をビジョンに掲げる一般社団法人unistepsの共同代表を務め、衣服の生産から廃棄の過程で、自然環境や社会への影響に目を向けることを促す企画(種から綿を育てて服をつくる「服のたね」など)を幅広く展開。
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程在籍。環境省森里川海プロジェクトアンバサダー。消費者庁サステナブルファッションサポーター、経済産業省「これからのファッションを考える研究会」「繊維製品の資源循環システム検討会」委員などを務める。

※学校法人聖学院はグローバル・コンパクトに署名・加入、SDGsを目指した活動を行っています。

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本件に関する問い合わせ先

取材をご希望の場合は、事前にお問い合わせください。

聖学院大学 入試・広報課 担当:松崎、神吉、平田
電話(ダイヤルイン) 048-780-1707
e-mail   pr@seigakuin-univ.ac.jp

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