グローバルとローカルの視点を備えた地域の担い手を育む

いま世界では大きな変化が起きています。そうした変化が続く中でも、私たちの足元には、常に拠って立つ「地域」があります。
世界を見渡すグローバルな視点と、地域を見つめるローカルな視点の両方を持つ人材こそが、この地域を担う、支える人材として求められています。
社会科学を構成する主要6分野を横断的に学べる政治経済学科のカリキュラムは、そうした新しいタイプの地域の創り手となる学生を確かに育みます。

NEWS

動画

【政治経済学部の学び紹介】「国際法」〜国際法の観点から国家間の問題を紐解く(鈴木 詩衣菜 准教授)

政治経済学部「国際法」の学びを動画でご紹介します。
国際法をご存じですか?紛争や環境問題、人権保護など、国際社会が直面する課題を解決するために、どのようなルールがあるのかをご紹介します。戦時中における環境保護や生物多様性を守るための国際条約など、私たちの未来を支える国際法の役割について一緒に考えてみましょう。

【政治経済学部の学び紹介】「財政学」〜財政の仕組みが分かれば、社会を変えられる(長嶋 佐央里 准教授)

政治経済学部「財政学」の学びを動画でご紹介します。
税を誰からどうやって集め、何のためにどのくらい使うのか。どんな社会が望ましいと国民が考えているのかで、その考え方は異なります。どんな社会で暮らしたいのか、そのためにはどんな税の仕組みが良いのかを決めるのは私たちです。「税制・財政」を学ぶことによって、社会の仕組みを理解し、どんなところが問題なのか。どうしたらもっと良い社会ができるのか、一緒に考えていきましょう。

【政治経済学部の学び紹介】「地域社会論」〜地域社会と直接関わりながら、自分がどうあるべきか考える(若原幸範 准教授)

「地域社会論」の学びを動画でご紹介します。 この動画では、大学での授業の様子(2020年1月撮影)から、福島県での災害復興ボランティア活動(2020年2月撮影)、その後のコロナ禍におけるオンライン授業、オンラインボランティア活動の様子を見ることができます。 地域社会と直接関わりながら、自分がどうあるべきか考える。 政治経済学部の特色ある学びです。

学科の特徴

Point 1 5つのテーマを社会科学の6分野から探究する

「政治学」、「経済学」、「経営学」、「法学」、「社会学」、「情報学」の6つの学問分野を揃えており、これらをベースにした5つの学びのテーマを設置しています。
変化の激しく複雑化の進む現代社会において、複数分野の学問をベースにした学際的な学びは社会の変化に柔軟に対応する力を養います。
また、現代社会において欠かせなくなったサステナビリティ・SDGsの考え方も平和学、地域社会論、環境法などの科目を通じて、多様な視点から研究できます。

5つの学びのテーマ

    • 地域の課題を解決したい
    • グローバルな問題への理解を進めたい
    • 持続可能な社会を実現したい
    • 起業して経営者になりたい
    • AI時代の社会ビジョンを考えたい

Point 2 2年次から始まるゼミ

本学科のゼミは6つの分野をベースにした多くの専門分野から選択できます。
ゼミでは教員や学生との対話がより多く行われるため、学問に対する理解が深まるだけでなく、異なる意見を聞き、尊重する「対話力」や「共感力」といった社会人に必要なコミュニケーションスキルを身につけることもできます。
ゼミの形式もディスカッションからフィールドワークまで様々なスタイルがあるので、興味に合わせた学びが可能です。


Point 3 実社会の中で学びリアルな体験を重視

フィールドワークやプロジェクト型演習などによる学外での授業やゼミ、一線で活躍する外部講師による講演会、実務家による講義などを行なっています。
実社会に触れることによって、自分の経験を積み、視野を広げることができる環境が整っています。


 

カリキュラムの特徴

5つの学びのテーマによる充実したカリキュラム

テーマ別の推奨カリキュラム
テーマ別の推奨カリキュラム

政治経済学科は「政治学」、「経済学」、「経営学」、「法学」、「社会学」、「情報学」といった社会科学の主要6分野を学際的に学べる特徴的なカリキュラムを設置し、また、学びの指針となる5つのテーマを用意しています。
学びのテーマはあくまで指針。学びを進めていくうちに自分の興味が見つかり、その興味に沿った自分だけのカリキュラムを組むことも可能です。

なぜ6分野の学際的学びなのか

現代の課題に立ち向かい、地域を支えるためには、一つの学問分野を超えた学際的な思考が不可欠だからです。
学際的とは学問や研究が複数の学問分野をまたがっていること。
例えば、私たちの生活にも関わりがある社会問題、例えば人口減少による地域の衰退や、増加する在留外国人との共生などは、政治的、制度的、文化的、あるいはグローバルな面での問題を含んでおり、一つの尺度で理解・解決することが困難です。そのため、学際的な考えが必要となります。


グローバルもローカルも

主なグローバル分野とローカル分野の科目
主なグローバル分野とローカル分野の科目

私たちが生きる現代社会では、国際情勢が地域に与える影響を無視できないほど、グローバルとローカルが密接に関わり合っています。
政治経済学科ではどちらも大切と考え、両方を学ぶ環境を整えています。


社会に出て実態を知るフィールドワーク

国内と海外のフィールドワークを用意。教室で学んだことを実社会に出て確かめることができます。
フィールドワークを通して現地の実態を知ることで、地域に根ざした視点が養われ、また、現地での調査やインタビューを通して主体性や課題解決力など多くの力も身につきます。



 

公務員試験・資格対策・就職

公務員試験対策、資格取得支援、就職支援で就実力を伸ばす

政治経済学科には公務員試験対策プログラム、資格取得支援科目、学科別の就職支援体制が整っており、卒業後の進路に向けたサポート体制を築いています。

学生インタビュー