社会人の知識や考え方を身に付けるため、社会の本質を理解するため、学ぶ。

社会人の知識や考え方を身に付けるため、社会の本質を理解するため、学ぶ。

政治経済学科4年 萩谷 美咲

高校時代、国が定めたルールである法律に興味を持ちました。その後、私たちの生活により身近な政治や経済に関心が移り、それらを全て学べる政治経済学部に進学しました。1年次、政治分野では政治史を熱心に学びました。社会が今に至る過程を理解し、その上で現在や未来を考えられるようにするためです。また経済分野では、経済と法律の両分野に関わる商法を興味深く学びました。何かを学ぶとその根底にあるものに好奇心を抱くようになり、2年次のゼミでは国の骨格を形づくる憲法を選択。さらに、人類共通の理念といえる人権にも目が向き、今は深刻化している難民問題が関心の中心です。


興味の対象が次々と変化しましたが、社会人としてふさわしい知識や考え方を身に付けるために学ぶという志は、入学時から変わりません。社会の本質を理解することに力を注いでいるのも、現代社会のリアルな問題を、自分なりに根拠をもって解釈できるようになるためであり、今はその基礎づくりだと考えています。


さまざまな立場や考え方を吸収してから自分なりの意見を明確にしたい

政治経済学科の学びで

憲法は、国を形づくる根本のルールです。天皇制や自衛隊の位置づけなど、この国が直面する課題に関わる諸原則が書かれており、とても興味深いです。ゼミでは学生同士が意見を交わし、先生は中立的な立場で議論の舵取りをしてくれます。今はさまざまな考え方を吸収し、卒業までには憲法に対する私なりの立場や考えを明確にしたいと考えています。

政治経済学科 石川 裕一郎 教授
政治経済学科 石川 裕一郎 教授

私の、ヨキセンセイ

憲法を学ぶ目的を彼女なりにしっかり持っており、周囲に流されない意志の強さがあります。法律の知識を現実に活かそうとする意識も強く、さらに社会への関心を広げつつあり、将来が楽しみな学生の一人です。


自分から声をかけて話してみると相手の興味や関心に共感できます

共感できる仲間たちと

聖学院大学では、出身地が異なる同世代、障害を持つ人、外国人留学生など、高校までは身近にいなかった人たちと毎日を過ごしています。せっかくそうした恵まれた環境にいるのだから、自分から積極的に声をかけることを習慣化しました。話してみると共感できる点がいくつもあり、“ 好きな”ことやものが増えて自身の世界が広がっていることを実感しています。

政治経済学科 4年 加藤 愛梨
政治経済学科 4年 加藤 愛梨

私の、ヨキトモ

私と専門は異なりますが、安心感があって何でも話しやすい友人です。入学直後に知り合って以来、彼女のゼミ合宿に私も加えてもらったり、私が参加する活動に彼女を誘ったりと、好奇心を共有し合う仲です。