聖学院大学

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人の数だけ、物語がある。

卒業生インタビュー

FUTURE

出会いの先に、未来がある。
社会で活躍する先輩の現在とその先について語っていただきました。

憧れの司書の道へ導いてくれた
大学での学び

杉本 太志さん

勤務先:埼玉県立白岡高等学校
人文学部日本文化学科2017年3月卒業

大学で積んだ様々な経験が、
日々の図書館業務に活きている。

私は現在、埼玉県内の県立高校で学校図書館の司書として、主に図書館の管理と運営を行っています。もともと毎日通い詰めるほど図書館が好きだったこともあり、学校図書館に関わることのできる教員、司書教諭、司書の資格が全てとれる聖学院大学に入学しました。大学では、ライブラリーアシスタントのアルバイトや、立ち上げから参加した図書館サークルの活動に力を入れていました。本の配架やラベル貼りなど今と似たような業務をこなしたり、「図書館と県民のつどい」という埼玉県主催のイベントで、大学生ボランティアとして当日の受付や誘導をしたりしていました。また、司書課程の授業では座学はもちろん、実際に図書館に行って本を探す授業もあり、とても刺激的でした。当時の経験が、今の仕事に直結しています。

1人でも多くの生徒に、
1冊でも多くの本と出会ってもらうために。

働いていてやりがいを感じるのは、生徒が図書館に来てくれたときや、薦めた本の感想をくれたときです。生徒が卒業するときに、なにか1冊でも「読めて良かった」と思える本に出合える図書館づくりを目標に取り組んでいます。「図書館に興味を持ってもらいたい」その一心から、1年生のオリエンテーションで赤い蝶ネクタイを着けて目立つよう振舞ったこともあります。そのおかげか、図書館に足を運んでくれる生徒は増えました。そうして図書館に来てくれた生徒に、また来たいと思ってもらえるよう、日々新しいことを模索し、自分らしい図書館づくりをしていきたいと考えています。私は大学での出会いがそのまま仕事につながりました。大学には、やりたいことがあれば支援してくれる人が必ずいます。皆さんも是非この先たくさんのことに触れて、やりたいことを見つけてください。