奨学金・授業料減免制度

奨学金制度

本学の奨学金には、聖学院大学が独自に持つものの他、日本学生支援機構やその他(地方公共団体、民間団体等)のものなどがあります。また、貸与のものと給付のものがありますが、貸与の場合原則として卒業後(または卒業迄)には返還しなければなりません。応募の際には、常にこのことを念頭におく必要があります。
 なお、奨学金の募集などに関する情報は、すべて学内ポータルサイトUNIPAの掲示によりお知らせします。募集の際だけでなく、奨学生採用後の継続手続等に関する連絡をする場合もあり、掲示の見落としはあなたにとって不利益となる場合がありますので、十分に注意してください。

2025年度入学予定者向け制度

●聖学院大学人文学部教職・保育士特待生奨学金

本奨学金の目的 教員・保育士を目指す意欲ある優秀な学生の学びを支援することを目的とします。
奨学金内容 1年次授業料50%減免。
減免方法 入学手続時に入学金・初年次春学期授業料は納入していただくため、秋学期の授業料を請求しないことで「初年次授業料の半額免除」と致します(入学手続時に納入された初年次春学期授業料は返還しません)。
対象者

以下の①②いずれかと③を満たす者。
①一般選抜A日程を受験する者。
②一般選抜A日程当日までに入学手続きをした総合型選抜入試・学校推薦型選抜入試・スポーツ推薦入試・クリスチャン推薦入試の入学予定者。
③聖学院大学人文学部の各学科において、次のいずれかの免許状・資格取得を目指す者。

  • 子ども教育学科/幼稚園教諭一種免許状・小学校教諭一種免許状・特別支援学校教諭一種免許状・保育士資格
  • 欧米文化学科/高等学校教諭一種免許状(英語)・中学校教諭一種免許状(英語)
  • 日本文化学科/高等学校教諭一種免許状(国語)・中学校教諭一種免許状(国語)
選考方法 前項「対象者」の内より、一般選抜A日程の「国語」「英語」及び「選択科目(日本史B、世界史B、数学Ⅰ・数学A、数学Iの中から1科目選択)」の3科目受験をもとに選考します。
採用人数 申請者の中から各学科最大5名(予定)
提出書類

【対象者①の受験生】

聖学院大学『人文学部 教職・保育士特待生奨学金』申請書を、一般選抜A日程の出願書類と一緒に同封し出願期間内に郵送してください。

【対象者②の入学予定者】

以下の書類をダウンロードし、郵送にて出願してください。受験料はかかりません。

・人文学部[教職・保育士特待生奨学金入試] 入学願書
・人文学部[教職・保育士特待生奨学金入試] 受験票/副票
・聖学院大学『人文学部 教職・保育士特待生奨学金』申請書

[書類提出用封筒宛名ラベル]をA4サイズの用紙に印刷し、市販の角2封筒に貼り、提出書類を入れて簡易書留速達で郵送してください。宛名ラベルの入試名は「教職・保育士特待生奨学金入試」と記入してください。

申請期間 2025年1月6日(月)~ 1月17日(金)消印有効
※対象者②は郵送のみ、インターネット出願はできません
試験日 2025年1月24日(金)9:30集合
結果発表 2025年2月3日(月)
※特待生に選抜された方のみ郵送にて通知いたします。

 

●聖学院大学災害被災者修学支援奨学金

学内奨学金

ルーラ・ロング・コームズ記念奨学金

対   象 全学生(留学生を除く)
募集人数 約30名(予定)
資   格
以下の条件を全て満たした学生
  • 主たる家計支持者※の「最新の所得証明書」記載の収入・所得金額が以下の者 
    ※父母のうち収入が最も多い者。
     給与・年金収入金額(課税前) : 700万円未満
     その他、事業所得金額 : 350万円未満
  • 1年生は春学期の学業成績 GPA2.5以上
  • 2年生~4年生は前年度学業成績または春学期の学業成績 GPA2.5以上
  • 高等教育の修学支援新制度の対象者(停止者を含む)となっていない者
  • 同年度中の秋に高等教育の修学支援新制度に申込をしない者
募集期間

9月頃予定

金   額 年間授業料の30%
給付・貸与の別 給付(学納金より減免)
提出書類
  1. ルーラ・ロング・コームズ記念奨学金申請書
  2. 父と母双方の最新の所得証明書
備   考 ・経理課で延納手続きを必ず行うこと

聖学院大学特待生奨学金

対   象 2年生~4年生
募集人数 各学科の各学年における成績優秀者を候補者として、選考をおこなう
資   格 正課教育において優秀な成績を収めた者
発   表 6月末予定
金   額 年間授業料の50%
給付・貸与の別 給付(秋学期納金より減免)

チャールズ・エリアス・ガルスト奨学金

対   象 4年生
募集人数 各学科1名
資   格 正課教育において優秀な成績を収めた者
発   表 6月末予定
金   額 25万円
給付・貸与の別 給付
提出書類 ・奨学金採用受諾書

聖学院大学災害被災者修学支援奨学金

対   象 地震・風水害等の自然災害等により被災した学生
募集人数 適宜
募集期間 災害に対する支援が決定次第、詳細案内
金   額 年間授業料20%~学費全額
給付・貸与の別 給付(学納金より減免)
提出書類
  1. 聖学院大学災害被災者修学支援奨学金申請書
  2. 罹災証明

女子聖学院短期大学記念国際交流奨学金

対   象 聖学院大学が主催する短期海外研修に参加する学生
金   額 海外研修費用の10%上限
給付・貸与の別 給付
提出書類 ・女子聖学院短期大学記念国際交流奨学金申請書
・奨学金採用受諾書

日本学生支援機構貸与型奨学金

日本学生支援機構貸与型奨学金は、学業に励む学生自身に貸与されるものです。したがって、卒業後学生自身が返還することになります。返還金は、後輩の奨学金として再び活用する仕組みになっています。奨学金を希望する人は自分の現在・将来の生活設計に基づき、奨学金の種類・申込条件・返還方法等を考えて、自分で申込書を書き、自分で申し込んでください。

(ア)募集の時期
 第一種奨学金:4月及び9月予定
 第二種奨学金:4月及び9月予定
*募集に関しての詳細は学内ポータルサイト「UNIPA」の学内掲示に掲示されます。募集にあたり期間中に申請することが必須の要件となります。

(イ)出願資格
学業が優秀であること。(1年生は高等学校の調査書や大学の春学期の成績、2年生以上は大学の成績を参考にします。)
人物が優れていること。
経済的理由から修学が困難であること。

(ウ)貸与月額
第一種(無利子)奨学金
 自宅通学者20,000円、30,000円、40,000円、54,000円
 自宅外通学者20,000円、30,000円、40,000円、50,000円、64,000円
第二種(有利子)奨学金
貸与月額 20,000〜120,000円から1万円単位で選択
(年利率は奨学金交付日により変わります)

(エ)その他
 高等学校あるいは他大学で奨学生であっても、その資格が自動的に継続されるものではありません。希望する者は新たに出願しなければなりません。ただし、入学の前年度に採用候補者として決定している場合は、日本学生支援機構からすでに交付されている「採用候補者決定通知」を入学後学生支援課へ提出してください。

高等教育の修学支援新制度

高等教育の修学支援新制度は住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯を対象とし、日本学生支援機構給付型奨学金と文科省が実施する授業料減免を合わせて受けることができる制度です。条件に該当し、申込を希望する場合は、自分で申込書を書き、自分で申し込んでください。

(ア)募集の時期
 4月及び9月予定
*募集に関しての詳細は学内ポータルサイト「UNIPA」の学内掲示に掲示されます。

(イ)出願資格
 ・
一定の学業成績基準を満たしていること(第1学年は高等学校の調査書、第2学年以上は大学の前年度までの成績を参考にします。)
 ・一定の家計基準を下回っていること。

(ウ)支援額(区分は収入基準に応じて決定されます)
 日本学生支援機構給付型奨学金
 ・自宅通学者:第一区分38,300円(42,500円)、第二区分25,600円(28,400円)、第三区分12,800円(14,200円)
 ・自宅外通学者:第一区分75,800円、第二区分50,600円、第三区分25,300円
 ※()表記は、生活保護を受けている生計維持者と同居している学生及び児童養護施設等から通学する学生の金額です。

 授業料減免
 第一区分700,000円(年間)、第二区分 466,700円(年間)、第三区分 233,400円(年間)
 入学金減免(4月から採用の1年生のみ)
 第一区分260,000円、第二区分173,400円、第三区分86,700円
 ※「多子世帯」と認められる場合のみ、第四区分の適用となる可能性があります。
 

(エ)その他
 高等学校あるいは他大学で奨学生であっても、その資格が自動的に継続されるものではありません。希望する者は新たに出願しなければなりません。ただし、入学の前年度に採用候補者として決定している場合は、日本学生支援機構からすでに交付されている「採用候補者決定通知」を入学後学生支援課へ提出してください。

その他の学外奨学金

 現在、聖学院大学で取り扱っている奨学金は、上記奨学金以外にも都道府県・民間育英団体などからの各種奨学金があります。募集期間はほとんどが4~5月に集中しています。これらの奨学金は、給付・貸与の別、採用基準、採用人数、金額など条件が各々異なり、採用人員も少数です。募集があるたびに掲示しますので、希望者はその都度申し込んでください。また、個人出願の奨学金もありますので、その場合は各自出身都道府県等に直接問い合わせてください。

●提携教育ローンについて

 聖学院大学では、(株)オリエントコーポレーション、(株)ジャックス、みずほ銀行大塚支店と教育ローンの提携を行っていますので、以下に各機関からの案内をご紹介します。併せて、「国の教育ローン」である日本政策金融公庫もご紹介します。なお、教育ローンを希望する方は、それぞれ直接お問い合わせください。

 ⇒学費サポートプラン(提携教育ローン:株式会社オリエントコーポレーション)

 ⇒ジャックス教育ローンのお申し込みはこちら

 ⇒みずほ銀行教育ローン(PDF)

 ⇒国の教育ローン(日本政策金融公庫)

<授業料減免制度> *私費外国人留学生対象

 聖学院大学では、私費外国人留学生の皆さんがより一層学業に専念できるように経済的負担を軽減することを目的として、授業料減免(年間授業料の30%)を実施しています。この授業料減免を受けるには以下の条件が満たされていなければなりません。

2018年度より授業料減免の種類、対象者が変更になります。詳細について記載しますので必ず読んでください。

【減免金額】

年間授業料の30%を減免する。
※ 当年度の予算の範囲内で対象者数を決定し、成績順による選考を行う。

【対象者】

(1)経済的理由により修学が困難であること
(2)本国からの仕送りが平均月額90,000 円未満であること(入学金・授業料等は含まない)
(3)他から受けている奨学金等の年間受給額の合計が、年間授業料相当額未満であること
(4)在日扶養者がいる場合、在日扶養者の年収が500 万円未満であること
(5)以下の単位数を修得していること

春入学
1 年次・新編入生  春学期の修得単位数が14 単位以上
2 年次  1 年次の修得単位数が28 単位以上
3 年次  2 年次の修得単位数が36 単位以上
4 年次  3 年次の修得単位数が36 単位以上又は総修得単位数が100単位以上

秋入学
1 年次・新編入生  入学年度秋学期の修得単位数が14 単位以上
2 年次  1 年次秋学期と2 年次春学期の合計修得単位数が28 単位以上
3 年次  2 年次秋学期と3 年次春学期の合計修得単位数が36 単位以上
4 年次  3 年次秋学期と4 年次春学期の合計修得単位数が36 単位以上
又は総修得単位数が100 単位以上

(6)以下の成績を修めていること

春入学
1 年次生・新編入生  春学期のGPA が2.0 以上
2 〜4 年次生  前年度のGPA が2.0 以上

秋入学
1 年次・新編入生  入学年度秋学期のGPA が2.0 以上
2 年次  1 年次秋学期と2 年次春学期の通算GPA が2.0 以上
3 年次  2 年次秋学期と3 年次春学期の通算GPA が2.0 以上
4 年次  3 年次秋学期と4 年次春学期の通算GPA が2.0 以上

【その他】

次のいずれかに該当する者については、授業料減免の対象としないことがある。
(1)学則に違反する行為があったとき
(2)在留資格を確認できる書類を提出していないとき
(3)在籍確認簿に確認印を捺印していないとき
(4)本学学生としてふさわしくない行為があったとき