聖学院大学の学部・学科、大学院研究科

一人を愛し、一人を育む「面倒見のよい大学」として評価されています。

専門教育はもちろんのこと、所属学部学科問わず、各学部が提供する専門基礎科目を広く学び、専門性と幅広い教養を身に付けることができます。
1年次には専任教員1人に対して10〜13人の学生でアドバイザークラスが構成され、手厚くサポート。また1学年500名程度、授業も8割が50人以下のクラスで、教員と学生、学生同士が少人数制ならではのフレンドリーな雰囲気の中で学びを深めています。その良さは専門教育を行うゼミや演習、実習にも引き継がれ、卒業後も盛んに交流が行われています。

政治経済学部

政治経済学科

現代社会の問題解決が図れる、グローカルな人材の育成
政治経済学科では「政治学」「経済学」「経営学」「社会学」「法学」「情報学」という、社会科学を構成する重要な分野をすべて学ぶことができます。カリキュラムは、各分野の基礎を学んだうえで専門分野を選択するよう編成。そのため現代社会を考える多様な視点を身につけることができ、入学後に自身の興味・関心を見定めることもできます。また、政治経済学科では6つの専門分野と複数の分野を連携させた学際領域の教育にも力を入れています。


人文学部

欧米文化学科

国際的な感性を持った学生を育成
欧米文化学科では、アメリカやヨーロッパの文化を学び、グローバル社会で活躍するための思考力や表現力を養います。異文化理解の基本となる英語力やコミュニ ケーション力だけでなく、歴史、思想、芸術、文学、言語など、欧米社会が築いてきた文化に幅広くふれ、自身の興味を追究することができます。このような幅広い教育を通じて、国際社会を考察する力や国境を越えた倫理感を併せ持つ、グローバルな対話力を育成します。


日本文化学科

グローバルな視点で日本文化を見る
日本文化学科では、古代から現代までに日本で発展した文化の諸相を考察し、その発展を担った人間への理解を深めます。日本文化の本質を探るにあたり、「文学・語学」「歴史・思想」「文化論・比較文化」を切り口にするとともに、グローバルな視点により固有の価値を評価する点が特徴で、少人数教育の特色を活かし、学生の創造性と自主性を育んでいます。学問的な探究と併せて、中学・高校の国語科教諭、日本語学校の教員、図書館司書など、日本語や書籍に関わる仕事に携わるための免許・資格の取得も支援しています。


子ども教育学科

子どもを知り、自分を知り、世界にひらく
子ども教育学科では、子どもの言葉、表現、心理などを理解することを学びの第一歩とします。子どもの意を汲んで関わり、一人ひとりの個性を尊重する保育・教育の心を養います。児童学に基づく理論と実践を学んで生活の中で子どもが体験している世界を共有して、理解を深めます。子どもと大人が共に生きる文化・社会の実現に向けて、現代社会の多様な課題を広い視野と高い専門性をもって探究していく力を培います。子どもの意を汲む力は、言葉をこえて他者と通じ合う力になり、卒業後の進路は多様な職種に広がります。


心理福祉学部

心理福祉学科

心理学と社会福祉の専門知識をもち、人に寄り添い、総合的に支援できるスペシャリストに!
心理福祉学科では、心理学と福祉学を関連付けて学びます。独立する2つの学問により養われる多面的な視点を持って、人に寄り添い、その人らしい人生の実現を支援して、共に生きる社会を目指します。心理学と福祉学は、どちらも人と心理・社 会的課題を探究するため、学びを通して自分自身の発見にもつながります。また、それらの専門知識を持つ人は、心理・社会的課題に直面することが多い現代社会のさまざまな場面で求められています。大学での学びを社会に活かすことや資格取得・大学院進学を学科を挙げて応援します。


大学院

政治政策学研究科

現実社会で活躍するにふさわしい素養のもとに、高度の実務者と研究者養成を
政治政策学研究科は、公平・公正という価値観を重視する近代デモクラシー思想を価値の原点に置いて1996年に開設されました。所得、就労、一票の重みなど、格差の拡大が大きな社会問題になっています。解決には、立場の異なる人同士の対話、相互理解が前提です。一方で、人口減少、高齢化にともない財政状況の厳しさが増す中で、社会を支えるコスト負担の公平性はより重要になります。このような状況を踏まえ、政治政策学研究科では、政治・政策、税法、経済・経営、地域共生など、幅広い学びの機会を提供しています。

文化総合学研究科

キリスト教精神を基盤とする、現代の「生きた知」を探求します
キリスト教文化が欧米の文化の基盤であり、その欧米文化とのせめぎあいの中で日本の近代が形成されてきたことはよく知られています。今、私たちは「インターネット社会」とも言い得る世界に生きていますが、それは、私たちが大変革の渦中に置かれていることを意味します。そうした状況においては、個々の感性や人と人との関係性、更には本来それらを支えるべく知性や教養すらも「揺らぎ」にされていると言えるかもしれません。だからこそ、時代の変化にあっても変わりようのない真理を求める―ここに本研究科の意味と価値があります。本研究科は、私たちの生の営みそのものである文化の根源を理解し、現代の「生きた知」というものを探求します。

心理福祉学研究科

人と社会について学び、研究して解を求め、福祉社会の実現に貢献できる専門家になることを目指します
心理福祉学研究科は、福祉社会の担い手として貢献しうる高度な専門性をもった人材の養成を目的としています。様々な領域でひとを支援する業務や役割のなかで探究すべき課題を見いだし、その解決策を得ようとする人、現代社会のさまざまな問題のひとつもしくはいくつかに強い知的関心をもち、理解しようとする人、人間の本質とその日々の営みを理解しようと考えている人に、高度な専門知識の修得と、自ら問いを立て回答を求める研究能力の獲得ができるよう支援します。