報告レポート:山田ゼミ(会計学)がディベート大会を開催

報告レポート

2024年3月6日更新

2024年2月3日(土)に政治経済学科の山田ゼミ(会計学)でディベート大会が行われました。

今大会のテーマは「財務分析と経営戦略の観点からANAはJALより優れている」で、ANAが優れている立場のチームとJALが優れている立場のチームに分かれてディベートが行われました。

それぞれのチームは両社の財務諸表や経営戦略を分析して各社の強みと弱みをまとめた立論資料を作成。
作成した資料を元に議論を繰り広げました。

ディベーターは3年生のゼミ生が務め、審判役(ジャッジ)として2年生のゼミ生が参加しました。また、当日はゼミの卒業生も訪れ、両チームの議論に耳を傾け、講評を行いました。

ディベート終了後は懇親会が行われ、学年を越えたゼミの交流も行われました。

肯定チームと否定チームが向かい合い、熱論を交わしました
肯定チームと否定チームが向かい合い、熱論を交わしました

教育的な狙い

 ディベートには即興性を重視したものもありますが、今回は論証を重視したもので、2~3ヶ月の準備期間をとります。その間に肯定側・否定側のチームはそれぞれ立論を立て、それを裏付けるための論拠資料を収集します。

 立論を立てる過程では専門知識の他にも、客観的・多角的な視野と論理的思考力が求められます。また、チームメイトと一緒に資料を作成するためのコミュニケーション能力や傾聴力、さらにはディベート当日の議論に求められる批判的・瞬発的な思考力など、多くのスキルが必要とされます。

 下級生にとっては上級生の試合のジャッジを担当する事で、ディベートの手法を身近に学ぶ良い機会となります。

当日の様子

討論する学生
討論する学生
審査する2年生のゼミ生
審査する2年生のゼミ生
両チームとも根拠に裏打ちされた資料を用意し、ディベートに臨みました
両チームとも根拠に裏打ちされた資料を用意し、ディベートに臨みました

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