公開講演会「サステイナブル・ファッション ~人と自然と衣服のつながり~」

日程
2023年4月26日(水)
時間
9:00~10:30
会場
聖学院大学4号館 4401教室

講師:鎌田安里紗 (一般社団法人 unisteps 共同代表理事)

FASHION REVOLUTION WEEK

2013年4月24日にバングラデシュの縫製工場が複数入居していたラナプラザ・ビルの崩落事故が起きてから、毎年4月24日を含む一週間(2023年は4月22~29日)はFASHION REVOLUTION WEEKとされ、世界各地で多くのイベントや啓発活動が行われています。本講演会もその一環として、サステイナブルなファッションについて考えます。

 

共催:聖学院大学サステイナビリティ推進センター(SSC)、政治経済学部
対象者:どなたでもご参加いただけます。
参加申込: 以下の申込フォームからお申し込みください。
申込締め切り:4月24日(月)

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公開講演会「サステイナブル・ファッション ~人と自然と衣服のつながり」について

チラシをご覧いただけます(pdf)
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 2015年に打ち出されたSDGsは、達成期限である2030年に向けて、折り返しの年を迎えました。2020年から2030年は「行動の10年」とされており、より幅広く活発な行動が求められています。学校法人聖学院も2018年に策定した「聖学院ビジョン」の中核にSDGsを据え、SDGs達成に向けたプロジェクトに取り組んできました。そして、2022年4月には聖学院大学サステイナビリティ推進センター(SSC)を開設し、2030年とさらに先を見据え、全学的な取り組みを進めております。

 いま日本でも関心が高まっているのが「サステイナブル・ファッション」です。ファッション産業の問題はかなり以前から指摘されてきましたが、とりわけ2013年にバングラデシュで起きたラナプラザ・ビルの事故は世界に衝撃を与え、FASHION REVOLUTIONなどのグローバルな運動を生み出しました。今年はラナプラザの事故から10周年にあたります。今回の公開講演会は、FASHION REVOLUTION WEEK(4/22~4/29)の一環として、サステイナブル・ファッションに関する活発な取り組みをされているゲストをお招きします。そして、服という身近なものから、私たち自身の生活、世界の現状、グローバル化の行方に目を凝らし、一人一人が行動を起こすきっかけしたいと考えております。是非、ご参加ください。

FASHION REVOLUTION とは?

 ファッション産業をフェアで安全な産業にしていくことをめざすムーブメント。
 発端は2013年4月24日、バングラデシュの縫製工場が複数入居していたラナプラザ・ビルの崩落事故です。死者1000人以上、負傷者2500人以上という痛ましい事故でした。しかも、前日にビルに亀裂が見つかっていたのに操業を止めず、事故が起こってしまったのです。この事故を契機に、短い納期や工賃の圧迫など、ファッション産業の構造的な問題が浮き彫りとなりました。
 また、発注側のブランドが工場の状況を把握していなかったため、ファッション産業のサプライチェーンの不透明さが問題視され、世界中の消費者がSNSを通して「#whomademyclothes(私の服は誰が作ったの?)」と問いかけるムーブメントに発展しました。その後、4月24日を含む1週間は「FASHION REVOLUTION WEEK」とされ、生産過程の透明化の重要性を訴えるイベントが世界各地で開催されています。

講師紹介

鎌田安里紗

「多様性のある健康的なファッション産業に」をビジョンに掲げる一般社団法人unistepsの共同代表をつとめ、衣服の生産から廃棄の過程で、自然環境や社会への影響に目を向けることを促す企画を幅広く展開。種から綿を育てて服をつくる「服のたね」など。

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程在籍。環境省森里川海プロジェクトアンバサダー。消費者庁サステナブルファッションサポーター、経済産業省「これからのファッションを考える研究会」「繊維製品の資源循環システム検討会」委員など。

予約・申込

申し込み締切日:4月24日(月) 

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お問合せ

聖学院大学サステイナビリティ推進センター(SSC)までお問合せください。

 埼玉県上尾市戸崎1-1
 TEL: 048-781-0079 Mail: sustainability@seigakuin-univ.ac.jp

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