聖学院大学学生の進める、4年目の釜石市の復興支援―サンタプロジェクト4

今年で4回目となる聖学院大学復興支援ボランティアスタディツアー「サンタプロジェクト4」を12月5日~7日、実施します。

聖学院大学学生の進める、4年目の釜石市の復興支援。 ボランティア希望者が3倍に急増

聖学院大学(埼玉県上尾市、学長=姜尚中)では、今年で4回目となる聖学院大学復興支援ボランティアスタディツアー「サンタプロジェクト4」を12月5日~7日、実施します。今年1月、連携の協定を締結した岩手県釜石市へ、学生40名、教職員・卒業生10名が訪問、現地の方々との郷土料理づくり、被災した同世代(高校生)のお話を聴く会、こどもクリスマス会、漁業ボランティア、海岸沿いの整備活動を行います。

今年は、学生30名定員のところ、60名もの希望がありました(昨年は学生18名)。
この多くの応募者の背景には、1)4年間の地道なボランティア活動や告知の継続、2)学生の積極的な働きかけがあります。特にツアーの企画を担うプロジェクトリーダーとなった学生は1、2年生。中学3年の頃に震災を体験、当時は募金程度しか復興支援に協力できず、大学でボランティアに協力したいという思いを叶え、積極的に友だちを誘ったとのことです。

本ボランティアツアーは、学生が主体的にプログラム作りに関わり、今年は学生がイラストを描いたクリスマスカードを釜石の方々に手渡しをする予定です。本ボランティアは、学生にとってはアクティブラーニングの一つと位置づけられ、復興支援について考えを深めていく目的もあります。

クリスマスカードの絵は、こども心理学科3年藤田奏が担当
クリスマスカードの絵は、こども心理学科3年藤田奏が担当

概要

聖学院大学復興支援ボランティアスタディツアー「サンタプロジェクト4」
  • 活動場所/岩手県釜石市鵜住居地区、唐丹町、橋野町 ほか
  • 参加者/学生40名、教職員・卒業生11名 計:51名
  • 実施期間/2014年12月5日(金)~12月7日(日) 

プログラム概要(予定)
【12月5日(金)】
事前学習会(大学)後、バスにより釜石に向けて出発

【12月6日(土)】
9:45~14:00地元郷土料理づくりを体験。一緒に調理・昼食をとりながらレシピ製作のための取材活動を行います
14:00~16:00 同世代のお話を聴く会

【12月7日(日)】
9:15~11:30 3グループに分かれて、こどもクリスマス会(鵜住居地区長内集会所)/漁業ボランティア(かきの養殖の 手伝い)/松ぼっくりロード(根浜海岸)整備を行います。


 

取材のお申し込み、お問い合わせは下記へお願いします。

聖学院大学 広報局広報部 担当:栗原
電話(ダイヤルイン) 048-780-1707
e-mail   pr@seig.ac.jp  ホームページ  https://www.seigakuin.jp

  • 【聖学院大学】1988年創立。政治経済学部(政治経済学科)、人文学部(欧米文化/日本文化学科)、人間福祉学部(児童/こども心理/人間福祉学科)の3学部6学科を設置。
  • 【聖学院大学大学院】1996年創立。アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科(博士前期・博士後期課程)、政治政策学研究科(修士課程)、人間福祉学研究科(修士課程)の3研究科がある。

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