被災を経験した高校生が母校の後輩小学生に防災講座 ~埼玉の大学生が被災地の高校生の夢実現をサポート

プレスリリース

聖学院大学では2011年から、地元の支援団体である一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校と連携し、釜石における復興支援に関わり、2014年には釜石市と復興に向けた連携協定を結んでいます。

震災6年を経て、復興支援の在り方も、現地の方と共に創り上げる協働型の取り組みに変化しています。今年度は「大学生と釜石の高校生が出会い、共に釜石のことを考え、アクションプランを立て、実際の活動を展開する」という目標を掲げ取り組んでいます。現在、高校生が立案した「高校生による母校の小学生への防災講座」のプロジェクトが、実施に向けて動き出しています。
 

メンバーの一人は、当時「釜石の奇跡」と呼ばれた鵜住居小学校の生徒でした。「自分も中学生のお兄さん、お姉さんに命を助けてもらった。次は私たちの番。震災の記憶の無い小学生たちに少しでも防災への気持ちを持ってほしい」との思いで、このプロジェクトを立ち上げることにしました。大学生たちはこの高校生の夢の実現のために全力でサポートを行っています。

現在、以下のスケジュールで準備を進めています。どの場面でもよいので、ご覧いただければ幸いです。

地域防災チーム「かだっぺし」
地域防災チーム「かだっぺし」

概要

■地域防災チーム「かだっぺし」の取り組み

メンバー:
釜石高校生徒5名、聖学院大学学生3名

目 的:

被災を経験した高校生が小学生に対して防災講座を実施する

今後のスケジュール: *都合により1/20→1/21に変更となります。

  • 【埼玉】1月2021日()14:00~ 大学生と釜石市高校生のテレビ会議 場所:聖学院大学1号館1cafe
  • 【釜石】2月26日(月)夕方 講座を開講する釜石市立鵜住居小学校でリハーサルとミーティング
        2月27日(火)午前中 高校生による小学4年生への防災講座の実施(大学生は裏方サポート)

共 催:聖学院大学ボランティア活動支援センター・一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校
協 力:岩手県立釜石高等学校・釜石市・NPO法人アットマークリアスNPOサポートセンター

≪参考≫『聖学院大学ボランティア活動支援センター』ホームページ http://seig-vc.jimdo.com/
    『三陸ひとつなぎ自然学校』ホームページ http://santsuna.com/

ミーティングの様子
ミーティングの様子

 

本件に関する問い合わせ先

取材をご希望の場合は、事前にお問い合わせください。

聖学院大学 広報部広報課 担当:吉岡、松崎
電話(ダイヤルイン) 048-780-1707
e-mail   pr@seigakuin-univ.ac.jp

埼玉県の大宮から1駅、伝統の少人数教育で「面倒見のよい大学」として評価されています。
2018年に創立30周年。「一人を愛し、一人を育む。」大学です。

  • 【聖学院大学】1988年創立。政治経済学部(政治経済学科)、人文学部(欧米文化/日本文化学科)、人間福祉学部(児童/こども心理/人間福祉学科)の3学部6学科を設置。
    *創立30周年を機に、2018年4月より、人間福祉学部・児童学科は「人文学部・児童学科」に、人間福祉学部・こども心理学科と人間福祉学科を統合し「心理福祉学部・心理福祉学科」が開設となる。
  • 【聖学院大学大学院】1996年創立。アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科(博士前期・博士後期課程)、政治政策学研究科(修士課程)、人間福祉学研究科(修士課程)の3研究科がある。

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