報告レポート:2023年度の「基礎自治体 若手・中核人材育成プログラム」を開講しました

報告レポート

2023年6月1日更新

2023年5月27日(土)に2023年度「基礎自治体 若手・中核人材育成プログラム」*の第一回定例会が開催されました。
今年度のプログラムには10自治体から14名の自治体職員が受講します。

第一回目は教員紹介、参加自治体職員と自治体の紹介、地方創生・SDGsワークが行われました。
地方創生・SDGsワークは「SDGs de 地方創生」というカードゲームを通して地方創生とSDGsの繋がり、「対話と協働」の重要性などを体験する取り組みです。

 内閣府の「まち・ひと・しごと創生基本方針2019」でも、SDGs(持続可能な開発目標)を原動力にした地方創生が求められていることや、若い世代のSDGsの認知度の高さなどからもこれからの地方自治におけるSDGsの考えは大切になってきています。地方創生・SDGsワークに取り組んだ受講者からは、「問題を解決するためには、対話が重要であることに気がついた。」「どれか一つの問題を解決しようとしても、他の問題が深刻になってしまうので、バランスが難しかった。」といった感想が寄せられました。

14名の受講者は来年3月の研究発表会に向け、1年をかけて自治体マネジメントについて学び、それぞれの自治体の課題について研究します。

*「基礎自治体 若手・中核人材育成プログラム」は基礎自治体マネジメント研究会が主催するプログラムで、本学が包括連携協定を締結している13自治体の職員を対象に行っている。
プログラムには「組織・人事マネジメントコース」、「政策マネジメントコース」、「財政マネジメントコース」の3コースが設定されており、参加職員は1年(全10回)を通してマネジメントの基礎知識を学ぶとともに、それぞれの自治体が抱えている課題について研究する。

自己紹介と自治体の紹介をする受講者
自己紹介と自治体の紹介をする受講者
地方創生とSDGsの関係について説明する政治経済学科 西海洋志准教授
地方創生とSDGsの関係について説明する政治経済学科 西海洋志准教授
「SDGs de 地方創生」に取り組む受講者
「SDGs de 地方創生」に取り組む受講者

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