メディアではわからなかった体験。タフでポジティブな自分になれました

【インタビュー】ひとりの人間として誰かを支えられる人になりたい

波多栄美 さん(欧米文化学科2015年3月卒業/アメリカ オグルソープ大学長期留学)

海外で教育と美術の勉強がしたいという夢が叶ってアメリカに長期留学しました。教育心理学では、「教育者として何ができるか」について深く学び、美術では制作した作品を展覧会に出す機会もあり、とても充実していました。先生から「アメリカ人にはない繊細なところが良い」と褒めていただきとてもうれしかったです。

何より印象深かったのは、ボランティアでハリケーンの被害に遭った子どもたちに美術を教えたり、宿題を手伝ったりしたことです。3.11の時のことを思い出し、「こんなふうに傷ついた子どもたちが世界中にいる」「自分が誰かを支える力になれるのか」と、痛切に感じました。この気持ちを社会に出てからももち続けたいと思っています。