【報告レポート/取り組み紹介】教員採用試験対策

令和4年度教員採用試験(5年度採用)をむかえ、教職支援センターによるさまざまな対策講座や指導が行われています。(2022年8月18日更新)

1次試験 直前対策集中講座

教員採用試験の1次試験に向けて、直前対策講座を実施。実際の試験で即効性のある教職の話題に集中して取り組む講座となっており、これまで学んできた内容のまとめをしたい学生、少しでも試験の点数を上げたいなどの学生ニーズに応えています。
講座の主な内容は、「教育時事」「教育法規」「教育課程」「教育心理」など、過去の出題傾向から、学習の確認やまとめを行いました。

2次試験 模擬授業・討論対策

教員採用試験の2次試験に向けて、目指す自治体の課題にあわせた形で模擬授業や討論試験の演習が行われています。教職課程(授業)での学びを試験でしっかりと発揮できるように、採用試験を熟知した教職支援センターの教員・指導相談員から指導を受けることができます。
また、同じ目標を持つ学生同士の情報交換の場ともなっています。

中高(英語科)の英語模擬授業の様子。
中高(英語科)の英語模擬授業の様子。
英語討論演習の様子。学生同士で良かった点、改善が必要な点などを出し合います。
英語討論演習の様子。学生同士で良かった点、改善が必要な点などを出し合います。
集団討論の模擬演習では、埼玉県の過去問題を使い、試験本番と同様のタイムスケジュールで行なわれていました。
集団討論の模擬演習では、埼玉県の過去問題を使い、試験本番と同様のタイムスケジュールで行なわれていました。

面接マナー講座

教員採用試験の面接試験に向けて「面接マナー講座」が行われ、多くの学生が受講しました。講師は、元航空会社客室乗務員 現有明教育芸術短期大学キャリアサポートセンター職員の佐越真紀子氏です。
面接官が見ているものとは何か、第一印象の重要性について理解を深めるとともに、身だしなみ、笑顔や目線、美しい姿勢、声のトーンやスピード・話し方、挨拶や返事、受付時・待機時のマナーなど、押さえておくべきポイントをご指導いただきました。面接会場への入室〜退室までの流れを確認し、体験練習をしました。

学生の声紹介

教職支援センターで受けている指導やサポートについて学生に聞きました。
所属学科の教職課程(授業)に加えて、採用試験に向けて、一人ひとりの状況にあわせたきめ細かい指導が行われています。

  • 【小学校教諭を目指す】子ども教育学科4年生Sさん
    面接対策の個別指導を受けています。
    週に一回あるいは二回の頻度で、30分〜1時間、面接で出そうな質問を出していただき、模擬面接をくりかえし、細かく指導いただいています。
    オンラインで論文試験のアドバイスをいただくこともあります。
  • 【小学校教諭を目指す】子ども教育学科4年生Fさん
    私は場面指導が苦手なのですが、例えば「学級活動で決まったレクリエーションに参加しない児童がいます。あなたはどう指導しますか?」などの問題に対して、教職支援センターの先生が児童役をしてくださり、模擬演習をくりかえし行っています。
  • 【特別支援学校教諭を目指す】子ども教育学科4年生Kさん
    特別支援学校教諭の論文試験は、中高の領域も含まれるため、教職支援センターでポイントを教えていただいています。時にはセンターの先生の紹介で、外部の専門家の話を聞く機会をいただいたこともあります。
  • 【中学校・高等学校教諭(英語科)を目指す】欧米文化学科4年生Kさん
    教員になりたい夢を持ち続けていたものの、何から動き始めれば良いのか迷っていましたが、教職支援センターの先生のアドバイスで背中を押していただきました。模擬演習の他にも論文の添削やディスカッション対策の個別指導も受けています。
  • 【中学校・高等学校教諭(英語科)を目指す】欧米文化学科4年生Sさん
    教職支援センターでは、採用試験に向けていつ何をすべきか、現時点で足りていないところなど、それぞれの学生にあわせて綿密にアドバイスをいただけます。同じ目標を持つ仲間との出会いも大きいです。
  • 【中学校・高等学校教諭(国語科)を目指す】日本文化学科4年生Iさん
    日本文化学科の教職課程では、古典・漢文・現代文の専門分野を突き詰めて学びます。教職支援センターでは、現場経験豊富なセンターの先生から、学科で学んだ専門知識を生徒にどう工夫して教えるのかを中心に指導いただいています。
    1次試験対策として時事問題のポイント解説のほか、論文対策も個別にアドバイスいただきました。

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