日本文化学科 体験型授業

狂言

【日本の芸能・工芸A、B】

狂言の歴史や演技、発声法、そして台本や衣装の解釈、能舞台の機能と理論を学びます。さらに、実際の狂言舞台を鑑賞するだけでなく、学生自身が基礎の演技「構え・歩み」を体験して、一曲の狂言の演技実習、上演することを目標としています。

  • 関連専門科目:
    日本の演劇 / 日本思想概説 / 日本史の研究

華道(生け花)

【日本の芸能・工芸C】

華道の歴史と生活様式の変化に伴い、生け花の形がどのように変化したかを学ぶだけでなく、学生は、生け花の実技を通して花の扱い方、盛花の基本花型を見につけることができます。学生たちは、授業で生けた花を持ち帰って、家でも楽しんでいます。

  • 関連専門科目:
    日本の思想(儒教) / 日本史の研究 / 近現代文化

香り

【身体と表現】

香りの研究家を招いて、実際にお香やハーブ、アロマの香りを調香する体験も交えて、<香り>を身体表現の一つとして実践的に学ぶとともに、古典文学、近現代文学さらにはマンガや現代映画を<香り>を切り口に読んでみます。

  • 関連専門科目:
    古典文学 / 近現代文学 / 近現代文化

盆栽

【地域と芸術文化】

いまや世界的な人気を得ている「盆栽」を体験します。大学を離れて、「大宮盆栽美術館」や周辺のさいたま市北区盆栽町におけるフィールドワークを行い、さらには実際に盆栽づくりの実習をします。<埼玉学>とともに地域(地元)を知り、地域と連携することを目指します。

  • 関連専門科目:
    日本史の研究 / 日本の美術 / 日本の思想 / 埼玉学

ナレーション

随筆、小説、詩、ナレーション原稿、お知らせ文などを題材にして、それぞれの特徴をつかみながら語り表現の基礎を実践的に学びます。口の正しい聞き方や、はっきりとした発音、姿勢を正した腹式呼吸報による声量のある発声、そして意味の区切りに即した間(ポーズ)の取り方を体験することができます。

  • 関連専門科目:
    言語学概説 / 日本語学 / 放送文化

文学作品創作

【文芸(創作)A】

学生の心の中に潜んでいる「創作のタネ」に、どのような手順でどのように形を与えるかを学び、自由な素材、テーマでオリジナル作品を書くことを目指す授業です。また、作品を書くために、文学作品を創作という立場から分析して、鑑賞します。

  • 関連専門科目:
    近現代文学 / 文章表現法

俳句

【文芸(創作)B】

実際に学生が作ってきた俳句を持ち寄り、句会を体験する授業です。五七五、十七音という短い言葉の中に潜む広大無辺な世界を感じてみます。また、句会だけではなく、受講者が指定された場所でそれぞれ俳句を作る吟行会も予定しています。同じ場所で同じものを見て、様々な作品ができるところが楽しいところです。

  • 関連専門科目:
    古典文学 / 日本文学史

書道

中国や日本の古典を教材として、正しく美しい文字を学び、書くための授業です。筆順、書技、理論などを学び、実技においては、漢字と仮名を毛筆と硬筆で書きます。文字そのもの、さまざまな書体についても実践的に修得します。書写・書道の指導が必要な中・高等学校の教職を志す学生にも大切な授業となります。

  • 関連専門科目:
    中国文学 / 中国思想 / 比較文化

海外文化交流研修(アジア)A/韓国文化演習

夏休みに実施される、韓国湖西大学校の「短期韓国文化体験プログラム」(10日間)、もしくは韓国啓明大学校の「韓国語・韓国文化プログラム」(3週間)に参加することになります。韓国を知ると同時に、日本を知る貴重な体験ができます。

  • 関連専門科目:
    韓国語コミュニケーション / 国際交流と多文化共生