日本文化学科 授業ピックアップ

科目Pick Up

日本史の研究(中世史持論)

従来のイメージと異なる武士を知ることで日本の歴史や文化への理解を深める

鎌倉時代から戦国時代までの中世武士に焦点を当て、時代や地域ごとでの存在形態の多様さを学びます。近世武士との違い、武家社会の誕生や発展の背景も理解します。


キリスト教文化論

キリスト教が世界の思想に与えた影響から西洋・日本文化の深層を探る

キリスト教神学の基礎や、キリスト教が人格・人権思想に与えた影響を学びます。西洋文化や日本文化の深層まで目を向けることで、抽象的な課題に積極的に取り組む姿勢を身に付けます。


日本語学概説

日本語と英語の比較を超えて「思考の言語」へ

外見上は異なりますが、言語の仕組みは同じという発見について日本語と英語の比較を通して学びます。高校の「国語」「英語」を言語学につなぎ、「思考の言語」に向かい、その意義を考えます。


日本文学研究と批評

平安文学の中国文学からの影響と独自の展開を読み解き、面白さを味わう

『源氏物語』と白居易の作品を読み比べながら、男女の悲恋や「形代」、文人の左遷、男同士などのテーマから平安文学が中国文学の影響を受けつつ独自の表現や主題を展開させたことやその意義を探ります。


日本文化概論

日本文化学科の学問を一覧でき人文学の学び方を理解する

日本文化学科の専任教員が交替で授業を担当し、各専門分野の基礎と最先端のトピックを分かりやすく講義します。学生は2年次に所属するゼミや自身の研究テーマを選ぶ参考にできる科目です。


日本文学研究と批評(近現代)

大震災を描いた近現代文学作品を通して日本文学の価値観や倫理観を理解する

村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』と湊かなえ『絶唱』を丹念に分析。その他の震災を扱った小説、エッセイなども取り上げ、《大 震災》をめぐる文学の特質性、普遍性についても考察します。