AH報告レポート:2022年度欧米文化学科OBOG講演会「小さな一歩を踏み出す、大学生活のヒント」
AH報告レポート:欧米文化学科OBOG講演会 「小さな一歩を踏み出す、大学生活のヒント」
2022年7月29日更新
7月20日のアセンブリアワーの時間に欧米文化学科OBOG講演会が開催されました。
今回は人文学部欧米文化学科を2016年に卒業し、国内の学童保育や日本語学校、カナダの日本語学校で勤務したのち、現在はバンクーバーで留学生活を送っている小林あゆみさんとリアルタイムでオンラインでつながり、お話をしていただきました。
進行は小林さんが所属していた児童英語教育ゼミ担当の東先生です。
講演では小林さんの大学時代の様子や卒業後のキャリア、留学先のカナダでの生活の様子、今後の人生設計などを紹介していただきました。
当日は約50名の学生が参加し、質疑応答では「就活について考えなければならないが何から手を付けたらいいかわからない」との学生の悩みに「少し難しそうでも自分がわくわくする方に進んでみる。いろいろな人に相談してほしい」と話されました。
講演の内容(一部抜粋)
【小林さんが大学時代にチャレンジしたこと】
●教職課程を履修
●小学校英語キャンプ(荒川区WorldSchool)に学生スタッフとして参加
●児童英語教育インターンシップ(さいたま市の小学校で英語を教える)
●オーストラリア、フィリピンへの短期留学
- 学生時代に様々なことに挑戦したことでいろいろな人とコネクションができ選択肢が広がった。聖学院大学は少人数教育の大学なので、数多くの「機会」にチャレンジしやすい環境だと思う。
- 1パーセントでもチャンスがあれば参加してみることで、自分のやりたいことの好き・嫌いがわかり、将来の選択に役立った。
- 聖学院大学のいいところは先生との距離がとても近く、大きな大学とは違ってキャンパス内でいろいろな先生や友だちとすぐ出会えること。先生のアポイントも取りやすく、先生の研究室を頻繁に訪れることができることも、他の大学ではあまりないと思う。
- 英語の学習のヒントは話す機会を作ること。間違っても恥ずかしい経験をすることで覚えることができる。
- カナダでの生活は、価値観の違いですれ違いを経験することもあるが、助け合いの文化があり、いろいろな国の人と交流ができるところに魅力を感じている。時には日本の料理を紹介することもあります!
学生の感想
- 留学についての意欲が高まりました。
- リアルな留学のお話を聞けて留学にさらに興味を持ちました。いつか行ってみたいと思いました。
- とても勉強になりました。自分の進路が見えなくて不安でしたが勇気づけられました。人との繋がり、機会を大切にしたいです。
- 機会「チャンスを逃さない」ことがポイントだとおっしゃっていたことがご本人のキャリアから伝わってきました。今回話を聞き、興味のあることをとりあえずやってみようと背中を押されました。
- 留学の詳細や海外で働いている人の実体験を聞けたのは貴重な経験です。本日はありがとうございました。
最後に小林さんから学生たちへ「今はいろいろなことに興味を持つこと自体が難しいかもしれないですが、小さなきっかけやチャンスを見逃さず、ぜひ挑戦してほしいです。応援しています!」とメッセージが投げかけられ閉会となりました。
欧米文化学科ではどんなことが学べる?「学びのテーマ」
欧米文化学科では、現代社会の背景にある欧米の思想や芸術、文化、歴史など文化に関わる学びと、グローバル社会に必須の言語やコミュニケーションに関わる学びを、じっくり学ぶことができます。
文化とコミュニケーションの二軸から、世界を知り、自分を知る学びです。
*オープンキャンパスで、実際に学ぶことができる「学びのテーマ」を紹介しています
欧米文化学科の学びのテーマ | 科目名 |
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アメリカ視覚文化論 | アメリカ研究A |
ポップカルチャーとヨーロッパ・ゴシック文化 | 専門ゼミ(アメリカ研究、英米文学、 映像文化) |
グローバル時代の英語力 | 専門ゼミ(児童英語教育) |
日本と欧米とのコミュニケーションスタイルの違い | 専門ゼミ(応用言語学) |
魔女の歴史 | 専門ゼミ(英米文学、ヨーロッパ史) |
現代の文化に触れる | 視覚文化 |
写真の歴史(視覚文化) | 専門ゼミ(映像文化) |
「ヨーロッパ近現代史」授業紹介 | ヨーロッパ近現代史 |