6/19 欧米文化学科OB講演会「シンガポール流通業界奮闘記」【報告】
【報告】2013/6/19 欧米文化学科OB講演会「飛び込んで、あとはやるだけ―シンガポール流通業界奮闘記」が行われました
6月19日(水)アセンブリアワーの時間に、欧米文化学科卒業生で、現在はシンガポールのクラウンライン社で「海外引っ越し部」のスタッフとして働いていらっしゃる、駒形運哉さんにお越しいただき、「海外で働くための奮闘」についてお話しして下さいました。学生約70人が参加し、駒形さんの話に耳を傾けました。
講演会では、人脈を作るために瞬間瞬間でアンテナを張って過ごすことの大切さを説き、海外引っ越し部についてや、聖学院大学での学生時代、海外で働くことについて話されました。
なかでも、大学の授業に集中するため平日のアルバイトを辞め、土日にできる引っ越しのアルバイトを始めたことが今につながるという話を語られました。
海外で就労するにはどうすればいいか、という質問に対し、就労ビザの必要性と、アジアはともかく、いきなり欧米諸国で働くことの難しさを話されました。駒形さんによると、欧米諸国では就労ビザは取りにくく、英語ができなければ働くことが難しいということです。その点、シンガポールでは、英語力よりもコミュニケーション力が必要であることを語られました。
また語学力については、駒形さん自身、現地で習得されたそうです。しかし、行けば話せるようになるのではなく、行って学ばなければできるようにならないと話されました。
駒形さんは、趣味などを通してビジネスに通じる人脈を作ることの大切さも話され、そのためには人生を楽しみ、何かをチャンスに変える意識を持つことだと締めくくられました。
参加した学生たちからは、「海外で働きたいと思っているので、参考になった」、「先輩も大学で学ぶ意味が分からないというところからスタート したと聞いて、自分もこれからだと思った」、「何をやりたいかはわからなくても、とにかくアンテナを張ることが大事なんだと思った」といった 感想が寄せられました。