AH報告レポート：欧米文化学科OBOG講演会　

アセンブリアワーレポート：村橋明美さん「 好奇心の赴くままに 」

2021年8月9日更新

7月21日のアセンブリアワー（※）の時間、欧米文化学科を2006年に卒業し、現在王子国際語学院で講師をされている村橋明美さんによる講演会がオンラインにて開催されました。

当日は欧米文化学科の学生や日本文化学科の日本語教師養成課程の学生、そして村橋さんが働かれている日本語学校出身の留学生などが参加しました。

村橋さんは講演で本学卒業後に中学校英語科講師として働いたことや、韓国留学体験、中国での日本語教師としての経験や気づき、学びについて、そして帰国して日本語学校の講師として働いていることなど、自身の様々なキャリアについて、学生たちへ詳しくお話しくださいました。 

質疑応答では「外国で暮らした後、日本に対する考え方は変わりましたか？」という質問に対し、
「海外留学経験後は、それまで理解を深められなかった日本の礼儀作法について考えかたが変わり、素晴らしいことだと思うようになりました。」
と話され、異なる文化に触れる大切さを感じたひとときだったのではないでしょうか。

最後に、村橋さんは学生たちへのメッセージとして

「まだまだ未熟で知りたい、やりたいことがたくさんある。
人生は一度きりなので、周りに左右されず、本当にやりたいことをやってほしい。
そのためには、責任は自分でとる、迷惑はかけないこと。
すぐにできないことは準備をゆっくりして、費用や時間もしっかりかけることが大切。」

という言葉を投げかけてくださいました。

※アセンブリアワー
聖学院大学の特色ある教育プログラムです。社会で話題となる問題に最前線で取り組む方や、その分野の専門家を講師として招き、知識や多様な価値観を養う講演やイベントを実施します。