報告レポート:児童学科「海外実習(SAINTS)」

2017年報告レポート

2017年2月に児童学科4年生の学生2名が、アメリカ合衆国にある聖学院アトランタ国際学校(SAINTS)で2週間の実習をさせていただきました。

大学での事前指導で、バイリンガル教育や異文化間教育について学んだ上で実習に行きました。
聖学院アトランタ国際学校には、日本語環境で育った子どもたちだけでなく、様々な言語的・文化的・民族的背景の子どもたちがおり、日本語と英語のバイリンガル教育が行われています。その中で、どのような教材を選ぼうか、いくつも準備をしたものの中から、担任の先生方と相談して部分実習の内容を決めました。

パネルシアター「はらぺこあおむし」
パネルシアター「はらぺこあおむし」
エプロンシアター「三びきのやぎのがらがらどん」
エプロンシアター「三びきのやぎのがらがらどん」
ブラックライトシアター「にじいろのさかな」
ブラックライトシアター「にじいろのさかな」

アトランタは、アメリカの公民権運動の指導者キング牧師の出身地です。マーティン・ルーサー・キング・ジュニア国立歴史地区にて、その歴史を学ぶ機会もいただきました。

子どもや大人、肌の色の異なる人等が公民権のために歩いている像
子どもや大人、肌の色の異なる人等が公民権のために歩いている像

最初は、日本語以外の言葉を話す子どもたちと、どのように関わろうかと戸惑いもあった学生たちでしたが、子どもの思いに寄り添って言葉をかける大切さを学んだ実習となりました。

SAINTSの子どもたちと
SAINTSの子どもたちと

今年度は、2018年2月に「海外実習(SAINTS)」を行う予定です。

なお、児童学科には、1~3年生対象の「児童学海外研修」もあります。オーストラリアのフリンダース大学で児童学と英語を学び、小さな子どものいる家庭にホームステイをさせていただくプログラムになります。


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育てる人になろう
2018年4月、人間福祉学部から人文学部へ

児童学科は、1975年に女子聖学院短期大学に児童教育学科が創設されて以来、40年以上の伝統と歴史をかさねてきました。
このたび、児童学科で新たに児童英語教育と特別支援教育も学べるようになりました。保育士・幼稚園教員・小学校教員・特別支援学校教員・児童指導員などの子どもと共に未来を生きる人を養成します。

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