困っている患者さんとその家族に寄り添い医療機関との懸け橋に

困っている患者さんとその家族に寄り添い医療機関との懸け橋に

医療法人彩清会 清水病院 地域連携室 2016年3月 こども心理学科 (現 心理福祉学科) 卒業 大森 康平

病院の専門職として勤務!患者さんの相談役に徹する!

聖学院大学で学んだこと。

3年次の夏休みに参加したインターンシップが、貴重なきっかけとなりました。精神科病棟の仕事を目の当たりにしたことで、日常生活が困難な人を支援したいという思いが芽生えたのです。また「まずはやってみる」という積極性も、学生生活の中で培われました。自分から相手に尋ねてみる姿勢もその一つ。悩みを抱えさせず、課題を共有することで壁を突破できた経験が、私の行動指針につながっています。

こんな私を、発揮中。

地域密着型の病院に相談員として勤務しています。主な仕事は患者さんとその家族を、当院を含めた医療機関につなぐこと。例えば治療を終えても様々な事情で帰宅できない患者さんを見守れる施設を探し、引き受け先として調整します。この仕事には信頼関係がとても大切ですが、在学中に養われた人の話を傾聴する姿勢や、卒業論文の作成を通して学んだ、正しい情報を見極める力が役に立っていると実感しています。


OFFTIME

こんな環境です!

病院がある皆野町は秩父盆地の一角にあり、ゆったりとした雰囲気に包まれています。病院の職員はほとんどが定時で帰宅し、暮らしの中心を家族としており、家の用事で休む人をとがめる人はいません。私が在籍する地域連携室は、室長を含めて3人。仕事は話し合いながら臨機応変に進められ、部署内で判断できなければ経営陣に相談にも行ける、人と人との距離が近い職場です。