様々な人との出会いが相手と自分の理解を深くする。

様々な人との出会いが相手と自分の理解を深くする。

人間福祉学科(現 心理福祉学科) 2021年3月卒業 加茂 航平

聖学院大学に入学したことで、高校までとは比べものにならないくらい、さまざまな人と出会い、互いの理解を深めています。学科では議論する機会が多く、同じ分野を学んでいても目指す職業や資格など、その思いが学生ごとに違うことが分かり、福祉や仕事に対する考え方の多様さも学べました。またサークル活動では、自分を認めてくれる仲間がいることの大切さと、安心感を得られています。


そうした緊密なコミュニケーションを通して、自分を見つめ直すこともできました。親しくなった仲間や熱心な教職員の方々と言葉を交わしたり、一緒に行動したりする中で自身の内面にも目が向き、人の個性を認めることと同様に、自身を肯定できるようになりました。出会いや交流が自己理解や自己肯定につながったのは、誰もが私に対して親身に接してくれているからこそだと思います。今後もここで知り合えた人たちとの絆をより深めるとともに、これから出会う人からも多くのことを学び続けたいと思います。


福祉の仕事へのイメージが具体化し学びの意欲が広がっています

心理福祉学科の学びで

社会福祉士の国家試験対策に力を注ぎながらも、卒業後の仕事をイメージできないまま学生生活の前半を過ごしました。子どもの福祉に関わる現場が最もイキイキと働ける場所だと自覚したのは、3年次の実習です。国家資格を取る目標を明確にしてからは、試験対策と並行して学生時代にしかできない福祉の経験も積もうと考えるようになり、海外研修への参加も決意しました。

心理福祉学科 小沼 聖治 助教
心理福祉学科 小沼 聖治 助教

私の、ヨキセンセイ

学年表彰を受けるほど学びに前向きで、何事も謙虚に取り組む姿勢が印象的です。実習を経て子どもに関わる仕事を目指すという目標が定まってからは、さらに自信が備わり、ゼミでは静かなるリーダーシップを発揮してくれています。


仲間であることに満足感を得られる雰囲気づくりに注力しています

バレーボール同好会で

入学当初は国家試験に合格することだけを考えていたため、サークルに入るつもりはありませんでした。未経験だったバレーボールの同好会に入ったのは、誘ってくれた先輩やそこで出会った同級生の輪に加わることに期待と楽しさを感じたから。部長になった今も、上手か下手かではなく、サークル活動が学生生活をより充実させるための場となるよう、和やかな雰囲気づくりに努めています。