6/27政経30th記念講演会「平成30年間の日本政治を斬る─テレビ・新聞の報道現場から」(報告)

政治経済学部は創設30周年を記念して、「多様性(ダイバーシティ)に開かれた社会をめざして──いくつもの分断を超えて」という共通テーマを掲げ、「報道の現場から:女性記者に聞く【全4回】」講演会を開催しています。

6月27日開催:小塚かおる氏講演【報告レポート】

「平成30年間の日本政治を斬る─テレビ・新聞の報道現場から」と題して、日刊現代ニュース編集部長の小塚かおる氏にご講演いただきました。

この30年の日本政治の流れをわかりやすく解説いただきながら、政治と女性、少子化と人口減少などの課題について語られました。

小塚かおる氏
小塚かおる氏
一般の方、学生を含め100名をこえる多くの方が来場
一般の方、学生を含め100名をこえる多くの方が来場

講演後の質疑応答では、一般の方や学生たちから、多くの質問が寄せられました。

  • 日本の記者クラブ制度の長短両面について見解をうかがいたい
  • 芸能やスポーツのニュースが政治のニュースよりも大きく取り上げられるのはなぜか
  • 現状の各政党の支持率において、現実的に政権交代はありうるのか
  • 中国のような社会主義国に民主主義を根づかせるための条件は何か

など、一つひとつ丁寧にお答えいただきました。

真剣な様子でメモをとる学生たち
真剣な様子でメモをとる学生たち
質疑応答の様子
質疑応答の様子

とくに今回の講演では、およそ30年前に昭和から平成に元号が変わり、また来年さらに新しい元号に変わる今、日本の政治・社会には大きく変化した面がある一方で、30年前から依然として残されたままの課題もあるということが浮き彫りになり、学生たちにとって大いなる学びの時となりました。

質問一つひとつに丁寧にお答えいただきました
質問一つひとつに丁寧にお答えいただきました

また、ランチセッションの結びで、初めて本学の公開企画に参加された一般市民の方から、講演会とランチセッションを振り返りながら「聖学院大学は上尾市の知的財産ですね」という言葉を頂き、一同たいへん感銘を受け、励まされました。

今後も公開講演会の企画が続いていきますので、一層、市民の皆さんと学生、大学が相互に学び合うことのできるオープンな知的フォーラムの役割を果たして参りたいと思っております。

次回もぜひご期待ください。
 

次回講演会のご案内

多様性(ダイバーシティ)に開かれた社会をめざして〜いくつもの分断を超えて

報道の現場から:女性記者に聞く

  • 7/18(水)講師:山寺 香氏
    (毎日新聞さいたま支局記者)

  • 10/24(水)講師:松島 佳子氏
    (神奈川新聞湘南支局記者)

  • 11/7(水)講師:望月 衣塑子氏
    (東京新聞社会部記者)


※学校法人聖学院はグローバル・コンパクトに署名・加入、SDGsを目指した活動を行っています。

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