AH報告レポート:2021年度「実習報告会」
報告レポート
2022年2月8日更新
2022年1月19日(水)のアセンブリアワーにて児童学科の実習報告会がハイブリッド型(対面とオンライン)で行われました。
この報告会は1年間のふりかえりとして年度末に開かれます。児童学科のカリキュラムにある様々な学外実習について、学生の体験談や気づき、後輩へのアドバイスなどが伝えられました。
報告会では異なる実習を行った9名の学生による発表に、集まった多くの児童学科生たちが耳を傾けて、これからの実習や進路に関することを学んで熱心にメモをとっていました。

報告会の内容
幼稚園や保育所での実習を経験した学生たちからは「実際の子どもの様子が分かる」、「子どもの想像力の豊かさや物事の習得力に気づいた」などの実習だからこそ得られた気づきがあることや、土曜保育や運動会、バスの添乗など様々な業務に携わることで幼児教育・保育という仕事の実際を経験することができたという報告がなされました。
小学校での実習を経験した学生からは「学習単元の内容を研究して授業の準備をしっかり行うとよい」といったアドバイスや、「児童との関わりを大事にすると、児童が助けてくれる」などといった経験、また、「長い実習なので自分を褒めるようにする」などのメンタルケア法などが報告がされました。
児童養護施設や児童発達支援センターなどでの実習を経験した学生たちからは「利用者のルーティンを崩さないようにする」、「子どもたちのできることに手を出し過ぎない」といった施設利用者一人一人に合わせた関わり方が必要であるという報告などがありました。
また、どの実習先も「新型コロナウイルス感染症対策に細心の注意を払いながらさまざまな工夫がなされていた」など、昨今の社会事情に応じた保育・教育を実際に体験して学んだ話も多くありました。
当日の様子(写真)



