授業レポート:児童学科「子どもと環境」
授業レポート
2021年4月20日
児童学科の専門科目「子どもと環境」は、幼稚園教諭一種免許状及び保育士資格の取得を目指す1年生が受講する授業です。
この授業では、多くの幼稚園・保育所等で飼育されている「カブトムシ」の飼育当番活動を行うこと、またキャンパス探検を行い環境マップを作成すること等を通して、乳幼児を取り巻く環境と、乳幼児の発達にとっての環境の意義を理解し学びを深めていきます。(下記シラバス参照)
4月15日(木)の授業では、アドバイザーグループに分かれ、カブトムシ飼育当番活動の準備と、子どもの目線でキャンパスを探検し気づいたことをワークブックにまとめました。

シラバスより
- 科目授業名
子どもと環境- 講義概要
- 学びの意義と目標
領域「環境」の基盤となる乳幼児を取り巻く環境と、乳幼児の発達にとっての環境の意義を理解する。また、乳幼児の身近な環境との関わりにおける思考・科学的概念の発達や乳幼児期の標識・文字等、情報・施設との関わりの発達を理解する。保育の環境の構成及び具体的展開のための技術を習得する。- 内容
乳幼児を取り巻く環境とその意義、乳幼児期の思考・科学概念の発達、幼児期の標識・文字等、情報・施設との関わりの発達について、実践事例を基に具体的な方法の実践も交えながら学ぶ。
写真で見る【授業の様子】
【児童学科紹介動画】子どもはおもしろい
児童学科は、子どもの言葉、行動、心理などを理解することを学びの第一歩とします。保育士や幼稚園教諭、小学校教諭や特別支援学校教諭などの資格や免許状を取得する課程も、採用試験の対策だけに偏ることなく、子どもの世界への理解を前提とし、専門的な知識・技術を身に付けた大人がどのように関わり、一人ひとりの個性を育てるかという点を重視します。言葉の力を大切にしながら、言葉だけでは通じ合えない子どもと向き合う力は社会や企業からも注目され、近年は卒業後の進路の選択肢がさらに広がっています。