イベントレポート:児童学科「おもちゃで遊ぼう!」

保育士・幼稚園教諭を目指す学生が多く在籍する、児童学科のレポートです。
10月7日に行われた、児童学科アセンブリアワー「おもちゃで遊ぼう!」の様子をご紹介します。

授業レポート

10月7日に行われたアセンブリアワーでの授業「おもちゃで遊ぼう!」では、東京おもちゃ美術館より岡田哲也先生を講師にお迎えして、思いがけない遊び方や、遊び方を広げるヒントなどを学びました。

子どもたちが自由な発想でおもちゃでの遊びを楽しめるよう環境を設定することも、保育士・幼稚園教諭の大切な仕事となります。授業では、おもちゃの様々な遊び方に、学生たちから驚きの歓声が上がる場面もありました。

どこまで積み上げられるかな?講師の岡田先生が見守る中、学生も真剣な表情で取り組みます。
どこまで積み上げられるかな?講師の岡田先生が見守る中、学生も真剣な表情で取り組みます。
配られたカラーカップを使って、チームごとにタワーを作りました。
配られたカラーカップを使って、チームごとにタワーを作りました。
カラーカップを指にはめて遊ぶあそび。このカラーカップはおもちゃではなく、実は文具を入れる小物入れ。どんなものも、工夫次第で楽しく遊べる、という講師の先生からの遊びのヒントでした。
カラーカップを指にはめて遊ぶあそび。このカラーカップはおもちゃではなく、実は文具を入れる小物入れ。どんなものも、工夫次第で楽しく遊べる、という講師の先生からの遊びのヒントでした。
四角い枠がパタパタと開くユニークなおもちゃ。これを使って、様々な形を作ったりします。
四角い枠がパタパタと開くユニークなおもちゃ。これを使って、様々な形を作ったりします。
ジャンケンに勝てたら、おもちゃの四角い枠を展開できる、という遊び。工夫次第で友だちとも遊べます。
ジャンケンに勝てたら、おもちゃの四角い枠を展開できる、という遊び。工夫次第で友だちとも遊べます。

受講した学生たちの感想

  • 大人は「このおもちゃはこう遊ぶもの」という固定観念を持ってしまいがちだが、発想を転換することで新しい遊びが展開していくことを学びました。
  • 1つのおもちゃから様々な遊び方が生まれ、こんな遊び方があるのかと気づくことがでてきました。子どもとそのおもちゃを使って遊ぶときに、子どもの発想を受け止める声かけをしていきたい。 

授業では、「子どもとおもちゃの最高の出会いとは?」というお話もありました。子ども自身が、楽しそうだと思って手に取ることが最高の出会いだ、と講師の岡田先生。周りの大人が、おもちゃとの出会いを演出(音を聞かせる、部分だけ見せる、手触りなど)することで、より楽しみが広がると話されていました。 



※Assembly Hour アセンブリアワーについて
アセンブリアワーは、海外の大学における「フォーラム」の考え方を導入して、聖学院大学の理念に基づいた独自の教育・教養を学生たちが学ぶ場です。毎週水曜日の2限目に、各学部・学科ごとに、特色を生かした講演会やイベントなど、多彩なプログラムが年間を通して行われています。


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