政治経済学科 「情報倫理」ゼミ

情報社会を取り巻く光と闇を学ぶ

「情報倫理」ゼミ・・・竹井潔 先生

ゼミの内容

社会が「情報社会」へと変遷してきた中で、近年「情報倫理」という言葉が聞かれるようになりました。「情報倫理」は今後、あらゆる「情報」を扱う上で必要となってきます。ではなぜ「情報倫理」が必要なのか、「情報」とは何かを現代社会と情報の関わりの中で問いかけていきます。私たちは情報ネットワーク社会を前提とした情報社会の中で生活をしていますが、情報社会を取り巻く光と闇の部分を認識し、情報化によって便益を受けている面と、問題が生じてきた情報社会の課題を検討していきます。具体的にはゼミ生がそれぞれのテーマを決めて研究を深めていきますが、「Twitter」や「WEB炎上」、「ビッグデータ」などといったテーマが選ばれています。

 

 

ゼミ生の声

今の社会は、パソコンは必須。できませんでは済まない世の中です。また情報に関する知識やスキルだけではなく、情報の扱い方、情報に関する哲学、倫理観といったものを学ぶ必要もあると思います。私は、パソコンは得意な方ではありませんが、だからこそこのゼミを選びました。(2年生)

私の知り合いがブログで炎上をしたことがあります。ですから「WEB炎上」を身近なものとして認識しています。文献を通して学んでいくことで、なるほどそういうことかと理解が深まっていくのがわかります。(2年生)


担当教員から

私たちの日常は様々な情報が飛び交っています。そのような情報社会の中で情報の知識やパソコンのソフトを活用するスキルなどは必要不可欠なものです。しかし「情報倫理」はますます重要性をおびてきています。「情報」はうまく活用することで非常に便利なものとなりますが、そこに倫理観がないと差別やいじめ、犯罪にもつながる両刃の剣と言えると思います。情報社会をよりよく生きていくためにこのゼミでしっかりと「情報倫理」を学びましょう。そして一緒に情報社会の課題について考えていきましょう。自分自身が正しく情報と関わり、正しい倫理観を持って社会に貢献できる人になってもらえたらと思います。

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