欧米文化学科 「国際理解」ゼミ

尊敬の気持ちを持って異文化に接し、世界のことを学ぶ

「国際理解」ゼミ ・・・M.サベット 先生

ゼミの内容

このゼミでは、世界には様々な文化・宗教・価値観があること、そして世界の様々な国や人と無関係には生きられないことを理解し、お互いの違いを認め・受け入れ、尊重する事を目標とし、研究、調査、ディスカッションをします。
グローバル人材に必要なことは、与えられた条件の中で順応性・適応力を生かし、どんな環境でも生きていける力を養うことです。そのためのツールとして、語学力、コミュニケーション能力、情報処理能力を身につけることも重要です。そして、近年、私達の住む地域は、人・物・文化・情報等が行き来し、影響し合って成り立っています。この環境の中で、「共生」していく方法もとても重要であり、共生についても研究・調査します。


ゼミ生の声

私は母がギリシャ人のハーフです。「ハーフで羨ましい」と子どもの頃から友達に言われてきましたが、ハーフであることは良いことばかりではなく、羨ましがられること自体が実は苦痛でした。そんな私がこのゼミに入り異文化を理解することを学び、はじめてハーフで良かったと思えるようになりました。このゼミには留学生英語スピーチコンテストで優勝した学生や、高校時代にホストファミリーとしてオーストラリアからの留学生を受け入れた経験のある学生、TOIECのスコアが大学でも1位、2位を競う学生など、優秀で個性豊かな人が多く刺激になります。サベット先生は親切で面倒見が良くてゼミ生はみんな先生が大好きです。(3年生)


担当教員から

世界には多くの国があります。すべての国について学ぶことはできませんが、経済や教育、文化、貧富の差など国によって様々な違いがあり、それは見る視点によっても変わってきます。大切なのは相手の国の文化や相手自身を尊敬して接することです。そして比較して優劣をつけようとしないこと。このゼミで学ぶ学生には、国籍や人種で偏見を持たずに、接する相手自身のパーソナリティやアイデンティティを理解してコミュニケーションを取れる人になって欲しいと思っています。


関連情報はこちら