子ども教育学科 「保育実践論」ゼミ

多角的な視点で保育や教材について学ぶ

「保育実践論」ゼミ ・・・ 相川徳孝 先生

ゼミの内容

様々な幼稚園・保育所で行われている保育について、多角的に見つめ、保育者として求められている役割や、乳幼児に相応しい教材とはどのようなものかについて考えていきます。2年次には学生たちが乳児から幼児までを対象にした教材を製作し、その教材を使って子どもたちに演じてみせる実習を行います。実際に演じてみて、良かった点、反省すべきところを直に感じることは何よりの学びとなり、目的意識が明確となると共に、自信を持つことにもつながります。3年次には日常の中での子どもの活動を取り上げた事例を集めて、ゼミの中で話し合い、検証をしていきます。


ゼミ生の声

このゼミで学ぶゼミ生はみんな保育者になることを目指しています。また男子学生も数名所属しています。自分は絵を描くことが得意だとか、好きだとか思ったことはなかったのですが、保育教材作りが楽しくて、いままで自分の知らなかった一面を発見できた気がします。(2年生)

保育を職業とする進路をめざしているので、幼稚園や保育所の現場に詳しい相川先生のこのゼミを選びました。先生は実際に幼稚園、保育園での経験があるため、子どもの見方については厳しいところもありますが、保育現場の問題を具体的に説明してくれるので、しっかり学べることに感謝しています。(2年生)


担当教員から

このゼミは保育実践をテーマにしています。まずはどの年齢にどのような教材がよいのか、学生自身が考え製作し、それを保育現場で実践し、評価と反省をします。その後、実際の保育実践記録をみんなで読み合い、討論をし、多角的な視点で保育を考えることの大切さを学んでいきます。保育は人と関わる仕事です。子どもたちとの関わりはもちろん、保護者や一緒に働く仲間とのコミュニケーションも大事です。このゼミで学ぶ学生にはゼミを通して人と関わる力を身につけて欲しいと思っています。


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