聖学院大学 地域連携・教育方針
大学と地域は、対等な立場で、相互理解を深めながら、共に成長し合う関係である。そのため、本学は、地域での学生の学びに際して地域貢献を心掛け、地域活動において市民や学生など関わる人々の学びや成長を大切にする。
このような地域連携・教育を通して、学生が本学の教育目標である「良き隣人となる」ことを目指す。学びや活動を一つひとつ積み重ねることにより、周囲の人々にとっての良き理解者・パートナー、時に支援者や伴走者になることである。このことが、多様な人々と共に生きる共生社会を、地域に形成することにつながる。
1.地域を対象にした学び(課外活動を含む)
【方針】
- 地域の歴史・文化・産業・生活を学ぶ。
- 地域での体験・活動を通して、教室での学びの確認・実践・深化を図るとともに、実践力、対話力、共感力を強化する。
- 地域という身近な教材を活用して、学ぶ意識を醸成・強化したり、学びのテーマを発見したりする。また、多種多様な人との出会いを通して、将来の進路を見つける。
- 身近な活動場所である地域において、「手伝う・参加する」から、「つくる・企画する」へと地域への関わり方を深化させる。
【方法】
- サービス・ラーニング
- ゲストスピーカーによる授業・講演
- 多様な人々との交流
- 施設等の見学・視察、まち歩き
- ボランティア活動 など
2.地域を対象とした研究
【方針】
- 地域の問題・課題の分析及び改善・解決に関する研究や、地域の事例を扱った研究を進める。
- 研究の成果は、地域へフィードバックする。
【方法】
- 行政や企業などとの協働研究
3.地域への貢献
【方針】
- 本学の特色を活かした社会的役割の具現化を図る。
- 地域との望ましい関係性を構築し、維持する。
【方法】
- 大学の施設(図書館、グランドなど)の開放
- 地域に開かれた大学:授業の開放、公開講座の開催、学園祭、大学創立記念音楽祭、ほたる祭りなど
- 地域・地域の企業・役所等への出前講座
- 地域問題解決への参画
- 行政設置委員会での委員活動
- ボランティア活動