報告レポート:能登半島地震災害ボランティア活動報告会を実施しました

報告レポート

2024年4月26日

2024年1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする地震により被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

聖学院大学では、2024年2月、3月の春期休暇期間を利用して、2名の学生が石川県鳳珠郡能登町でのボランティア活動を行いました。この活動は、災害福祉学生活動支援ネットワークSAITAMA(代表:立正大学社会福祉学部 新井利民教授)が主催し、本学のほか、立正大学、埼玉県立大学の学生が参加しました。能登町では、災害ボランティアセンターの運営補助を中心に活動を行いました。

この学生たちの活動を学生・教職員と共有し、被災された方々へ想いを寄せ、これからできることを考え、行動するきっかけとして4月18日(木)に活動報告会を行いました。

登壇した学生2名からは、現地での取り組んだことや、現地の状況報告がありました。

災害ボランティアセンターでは、現地の社会福祉協議会の職員、全国から応援に駆け付けた社会福祉協議会の職員とともに個人ボランティアやボランティアバスの受付・休憩対応ほか、災害ボランティア車両の高速道路無料措置のための証明書発行、ニーズ調査の同行といった活動を行ったことが報告されました。

また、各自が撮影した写真を紹介しながら、当たり前の生活が地震・津波によって失われてしまった現地の様子についても話がありました。

そして、最後に、「活動を行った能登町は高齢者の方が多く、片付けなど体力の必要なところで若い力が求められている。」、「被災された方々に寄り添い、話を聴くということ。孫世代にあたる学生だからこそ話せることもある。」といった、現地では学生ボランティアが求められていることに触れました。

ボランティア活動支援センターでは、引き続きゴールデンウィーク期間や夏期休暇等、学生たちの現地での活動を応援、推進していきます。

参加学生の感想(一部抜粋)

  • ニュースで現地の状況を聞くのと、直接話しを聞くのでは全然感じるものが違い驚きました。直接話しを聞く方が現地でその時感じたものや状況を詳しく知ることができニュースで見るよりも実感を持つことができました。とても良い経験になったなと思いました。
  • 災害ボランティアはどのように活動するか、自分自身あまりイメージ出来ない部分もあったので今回報告会に参加して、能登が今どういう状態であるのか、またボランティア活動をすることによって地域の復興に繋がるのでボランティアは今1番必要なことであると感じました。

※学校法人聖学院はグローバル・コンパクトに署名・加入、SDGsを目指した活動を行っています。

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