報告レポート:「関東地区大学ボランティアセンターネットワーク」の第3回研究会が開催されました

報告レポート

2024/3/26更新

2024年3月8日(金)、聖学院大学にて「関東地区大学ボランティアセンターネットワーク」の2023年度第3回研究会が開催されました。

2022年5月に発足した同ネットワークでは、大学ボランティアセンター(以下、大学VC)のあり方を検討し、大学VCを拠点に活動するボランティアコーディネーターの専門性やセンターの存在価値、認知度の向上に取り組んでおり、会の活動を通じコーディネーターがエンパワメントされることで、センターの機能充実に貢献するとともに、センターにかかわる学生の自発性・社会性をはぐくみ、社会参加の機会を効果的に提供することを目指しています。

現在、同ネットワークには12大学のVCが加入しています。本学VCも加入しており、研究会にはコーディネーターが参加し運営にも取り組んできました。当日も青山学院大学シビックエンゲージメントセンターや明治学院大学ボランティアセンターをはじめ、10大学24名の参加がありました。

当日のプログラム・詳細

◆第3回研究会プログラム

  • 第一部
    • 聖学院大学ボランティア活動支援センター 見学/報告・意見交換
    • 能登半島地震の事例報告
  • 第二部
    • 2023年度の振り返り「学生の学びの支援のノウハウ(振り返り等を教育的に)」
    • 2024年度 年間テーマ決め 他

第一部では、最初に本学ボランティア活動支援センターの見学会とコーディネーターによるセンターの取り組み報告として、本学の学生コーディネーターにあたる学生サポートメンバー(サポメン!)との連携した企画など、学生のボランティア、社会課題への関心を引き出すコーディネーションを中心に報告を行いました。

センター所長、アドバイザーから、本学でこの2年間にわたり取り組んだコーディネーターの専門性に関する調査・研究について報告し、VCの教育機能と学生が地域と対等につながり主体的に活動に取り組むためのコーディネーションを中心に活発な意見交換がおこなわれました。

また、能登半島地震の活動事例として中央大学ボランティアセンターがこの春2クールにわたり実施しているボランティア活動について進捗報告が行われ、大学VCとして能登半島でのボランティアを企画するための情報提供もありました。そして、本学VCも協定を締結している朝日新聞文化厚生事業団より、能登半島地震に関連した学生ボランティア活動への助成について紹介がありました。

第二部では、今年度の研究会の振り返りや来年度の研究テーマ決めを行いました。今年度の研究テーマであった「学生の学びの支援のノウハウ(振り返り等を教育的に)」に関連した各VCでの実践報告や、実践するにあたっての課題を共有しながら、振り返りを行いました。

本ネットワークは、本学VCにとって、大学VC間の情報交換、そして本学コーディネーターの専門性の向上の場として貴重な機会となっています。来年度以降もネットワークへの参加を通じて、学生、地域に欠かせないVCとなるよう研鑽を重ねてまいります。

▼関連情報はこちら
関東地区大学ボランティアセンターネットワーク
https://www.tvac.or.jp/special/honwaka/

写真で見る当日の様子

※学校法人聖学院はグローバル・コンパクトに署名・加入、SDGsを目指した活動を行っています。

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