【重要なお知らせ】4/30更新:ゴールデンウィークの過ごし方についての学生への通知について

4/30更新

保証人の皆様へ

ゴールデンウィークの過ごし方についての学生への通知について

2021年4月30日
大学事務局

保証人の皆様におかれましては、平素より本学の教育にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

今般の新型コロナウイルス感染症に関しましては、保証人各位および学生の皆さんに、さまざまなご心配やご不便をおかけしています。

本学では、文部科学省からの要請を踏まえた上で、学生の皆さんの学修機会を奪うことがないよう、感染予防対策を講じつつ、対面とオンライン授業のバランスを取りながら授業を実施しております。

ゴールデンウィークを迎え、改めて、学生の皆さんには、以下の通り学長よりメッセージを発信しております。保証人の皆様におかれましても、改めて学生の皆様にご指導をいただきたくお願いいたします。


聖学院大学学生の皆さんへ

行動の自重を求めます ―ゴールデンウィークの過ごし方について―

2021年4月30日
聖学院大学
学長 清水 正之

 ゴールデンウィークを迎え、改めて、学生の皆さんには、不要不急の外出を控え、行動を自重するように強く要望します。

 今回の東京都への「緊急事態宣言」の発令、神奈川、千葉、埼玉の3県への「まん延防止等重点措置」の適用は、感染の急拡大、そして医療の現場崩壊を防ぐためです。

 文部科学省からは、①飲酒を伴う懇親会等、②大人数や長時間におよぶ飲食、③マスクなしでの会話、④狭い空間での共同生活、⑤居場所の切り替わり」という「5つの場面」では感染リスクが高まるため、特に気を付けることを学生に呼び掛けるようにと要請されています。

 新型コロナウイルス感染症の厄介なところは、発症の数日前に感染リスクが高い状態に達することで、症状が出る前に制限なく行動すると、本人が気付かぬ内に感染を広め、爆発的な感染者急増の危険を高めるという点です。

 また、感染が始まった当初、若い世代には仮に感染しても無症状か軽症で終わるとされていたことから、感染拡大は他人事と見ている人もいるでしょう。しかしながら、年齢が低い者にも症状が強く出ることはあり、重症化もします。憂慮される変異型コロナウイルスは、これまで以上に感染しやすい可能性があるとも言われています。

 授業開始以降、4月30日現在、本学の学生3名が陽性と診断され、2名が濃厚接触者と判定されています。該当学生に起因する授業内での感染の恐れがないことは確認されていますが、今回の診断、判定者の中には学内外での友人との会食が感染原因と考えられるケースがあります。

 皆さんの行動がもたらす結果が、自分一人に限らないことを理解し、「5つの場面」に気を付け、感染リスクを高める行動を慎むように切にお願いします。特に、このゴールデンウィークの間、皆さんのキャンパスライフが守られるよう、学内外の友人等との会食(店舗・自宅にかかわらず)は厳に慎んでください。

 今学期、本学では「7割対面授業」という方針に沿って、これまで授業を行ってきました。また、学内における感染予防の徹底により、授業内での感染は起きていません。これは、皆さんの感染予防に対する協力があってこそであり、感謝する次第です。

 しかし、首都圏の1都3県においては、感染力の強い変異種の感染拡大に対する警戒を強める状況となっており、予断を許しません。

 文部科学省からは、学生生活、課外活動、授業等に関する留意事項を踏まえた対策の徹底を改めて呼び掛ける一方で、「緊急事態宣言」が発令された、あるいは「まん延防止等重点措置」が適用された自治体からの要請を踏まえた上で、学生の学修機会を奪うことなく、対面とオンライン授業のバランスを取るように、と要請されています。

 東京都では、オンライン授業への移行の要請が出ており、都内の大学においては対面の授業を減らし、オンライン授業を増やすところも出てきています。埼玉県には「まん延防止等重点措置」が適用されていますが、本学が位置する上尾市は対象地域とはなっていません。また、今のところ、県内の大学等へのオンライン授業への移行の要請は出ていません。

 こうした中、本学としては、皆さんに感染状況を見ながら対応方針を決定し、お知らせしていきます。

 この厳しい状況の中にあって、学生の皆さんは、本学のスクールモットーの一つ、「良き隣人となる」を思い起こしてください。自重すること、自粛することが今は私たちにできる「愛の行為」であることを心に留めていただきたいと思います。
 

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