【学長メッセージ】聖学院大学における「活動制限ガイドライン」レベル3への引き上げについて

聖学院大学学生・大学院生・保証人の皆様

学長メッセージ

2020年12月14日
聖学院大学 学長 清水正之

 12月2日に、新型コロナウイルスに関する知識の蓄積を踏まえ、「聖学院大学 新型コロナウイルス感染症に伴う活動制限ガイドライン」を改定し、掲示いたしました。

 これまでのところ、本学ガイドラインにおいては、レベル2(=ステージⅡ:感染者の漸増及び医療提供体制への負荷が蓄積する段階)を維持してきました。しかしながら、東京都は、ステージⅢ、感染者の急増及び医療提供体制における大きな支障の発生を避けるための対応が必要な段階に入り、首都圏1都3県においても、1,000人を超える感染者を出す状況が続くようになっています。

 こうした状況を受け、本学における活動制限ガイドラインのレベルを2から3に上げます。

 ただし、改定した本ガイドラインでも示しているように、現在、進行中の5週に1度の対面週間(12月17日木曜日まで)は続けます。学内では、細心の注意を払い、予防対策を講じていますが、感染拡大の状況に不安を覚える場合、あるいは風邪の症状がある場合には、無理をせず、対面授業への出席を見合わせてください。対面授業を欠席した場合でも、担当の教員から代替処置が示されることとなっていますので、心配しないようにお願いします。

 本学では、日々報道される東京都の新規感染者数だけでなく、首都圏1都3県における新規感染者数を確認し、推移を見守っております。7日間移動平均の新規感染者数において、首都圏1都3県では、9月下旬に250名を割るまでに下がりましたが、現在はその約3.5倍、900名台を突破するまでに感染者数は増加しております。

 今月11日の政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は、感染が急増する地域において感染状況が高止まりまたは、拡大が継続している場合には、引き続き、「Go Toキャンペーン」の対象地域から除外するなどの対策を求めるとの提言を行っています。また、特に、感染の拡大が継続している場合では、緊急事態宣言を出すような状況を回避するため、対策の抜本的な強化が求められるとして、飲食店の営業時間短縮要請を強化するほか、県を越える移動の自粛や不要不急の外出自粛の要請が必要だとしています。

 ここのところの新規感染者数の増加については自粛疲れに伴う人の動きが原因ともいわれますが、つまるところ人の動きが活発化すると、新規感染者数は増えることは間違いないようです。

 どうか自身の安全安心を確保しつつ、ご家族・友人の安全安心をも心がけていただくよう、お願いします。

 なお、大学事務局長からの注意を喚起するファイル「年末年始の過ごし方について」を添付していますので、必ず目を通してください。

以上

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