韓国交換留学生 チェ ジュヨンさんインタビュー
韓国での就職も日本語ができると有利!将来は日本での就職も視野に入れています。
聖学院大学の提携校のひとつ、韓国の湖西(ホソ)大学に在籍チェ ジュヨンさんは、2018年9月に来日し、本学で1学期間の交換留学を体験しました。
もともと日本に興味をもっており、湖西大学で日本語の勉強していたチェさん。日本での就職も視野に入れ、日本語の会話を勉強するために今回の留学を決めたチェさんに、充実した留学生活を振り返っていただきました!
ー日本に留学することになったきっかけは?
もともと日本に興味をもっていました。湖西大学で日本語の勉強していた。韓国では日本語が使えると就職に有利。日本での就職も考えている。就職をするにも会話を勉強するのが一番大切なので日本語の会話を勉強するために来た。
ー周りに日本語を勉強する友人はいましたか?
あまりいません。趣味で語学(多言語)を勉強している学生は多い。語学の勉強では英語が一番多く、次に中国語を勉強する人が多い。特に湖西大学には英語学科と中国語学科があるので語学を学ぶ人は多いと思う。近年、日本は就職が良いから日本語を勉強する人は増えている。
ー韓国ではどこの国に留学することが多いのですか?
中国が一番多い。次に欧米。湖西から日本に来るのは5~6名位。
●日本に来て驚いたこと
ー日本に来てカルチャーショックはありましたか?
韓国とあまり文化が変わらないからそんなになかった。韓国では浴槽の中でシャワーをするが、日本はシャワーと浴槽が別になっていたことくらいかな。
●授業について
ー履修した授業で思い出深い授業はありましたか?
経営学が難しかったので一難印象的。日本語の授業は留学生対象なので留学生に対してやさしく、分かりやすい日本語で教えてくれるが、経営学などは専門分野の言葉も難しく、とても大変だった。だからこそ一番思い出深い授業になりました。
ー授業で一番大変だったことは何ですか?
●ホームステイについて
ーホームステイはいかがでしたか?
とてもよかった。ホームステイ先のKさんは本当のお母さんのようで、風邪をひいたときなども親身にしてくれた。また多くの留学生を受け入れてきた方なので、留学生が興味を持つイベントを紹介してくれたり、旅行にも連れて行ってもらったりした。料理上手で最高だった。
ー日本の文化は体験しましたか?
ホストファミリーと長野に温泉にも行きました。韓国では遠くの温泉にわざわざ行くという文化はないので、とても良い時間になった。

●友人とホストファミリーと過ごした日々の思い出
ー週末やお休みはどのように過ごしましたか?
日本の友達と週末に新宿、渋谷、お台場、東京駅など有名なところを観光にした。
埼玉県内で遊ぶときは大宮でカラオケや新都心に買い物や食事によく行きました。
長期休み中には京都に一人旅にも行きました。金閣寺、清水寺、祇園、嵐山などに行ってきました。特に嵐山は紅葉の季節でとても良かった。宗教は違うが、日本文化独特のとてもゆっくりした時間を過ごせたのはよかった。
ー日本の食べ物で好き嫌いはありましたか?
ー韓国に戻ってからの目標はありますか?
日本語検定2級を持っているが、1級を目指して就職に臨みたい。英語も勉強するつもり。日本で就職したいと強く思うようになったので語学を頑張っていきたい。
ー湖西大学には日本からの留学生は多くいますか?
中国語学科があるから中国からの留学生は多い。英語学科もあるから欧米からの留学生も多い。日本語学科はないので日本人は多くない。
ー日本の文化や日本人に対して、「こうしたらもっと日本がよくなる」と思ったことはありますか?
お金の支払いのことがあります。韓国では現金払いではなくカード払いが多いです。日本は現金払いが多く小銭だらけになってします。もっとカードを使う文化が浸透すれば良いのにと持っています。韓国では1枚のカードで買い物、電車、バスなどにも乗れ、とても便利。あと、日本は交通費が高い。外食の値段などもそんなに変わらないが、一番違うのが交通費。韓国ではバスを乗り継ぎしても30分以内だったらお金を払わないなど、利用しやすくなっている。日本はその都度お金が発生するのでもっと交通の利便性が上がればいいと思う。
ー最後にメッセージをお願いします
日本に来てよかった。韓国で留学をしようか悩んでいる人がいたら是非進めたい。私は日本に留学を希望して来たが、来たことでより日本が好きになった。多くの人に留学をすすめたい。

