報告レポート:地元小学校と「防災」をテーマに連携活動を行いました!

地元小学校の防災教室に本学教員・学生が協力

2023年3月9日更新

2023年2月26日(日)さいたま市立日進北小学校で防災教室が行われ、本学児童学科仲井勝巳助教と仲井ゼミ生、防災戦隊マモルンジャーが講義やステージ披露を行いました。

この企画は、日北スクール・サポート・ネットワークと仲井助教が副委員長を務める日進北小学校学校運営協議会の共催で実施されました。

イベントでは本学のほか、地元の社会福祉事業団や、青少年育成会、ボーイスカウト、民生委員児童委員、PTAがブースを出展し、児童はグループに分かれて各ブースを回りながら防災を学びました。

日本や世界各地の自然災害について学ぶ

仲井助教とゼミ生のブースでは、まず、仲井助教から東日本大震災をはじめとする国内で起きた自然災害や、2015年に発生したネパール地震後に仲井助教自らが現地視察を行った様子を紹介し、さらには命を守るために必要な行動について伝えました。

続いて、ゼミ生からは東日本大震災の時に千葉県船橋市で経験した液状化現象の話や、そのような災害に備えるために自分たちの町のハザードマップを確認することの大切さを伝えた後、防災クイズで災害時に必要な行動について確認しました。

そして講義の最後に、糸電話をつくって、参加者同士で糸電話を通じて防災について考えたこと、思ったことなどの感想を伝え合いました。

ヒーローショーを通じて防災を学ぶ

ブースを回って防災に関する学びが深まったタイミングで、防災戦隊マモルンジャーはヒーローショーを通じて災害時にとるべき行動や避難訓練に積極的に参加する大切さを伝えました。突然体育館のステージに現れたヒーローに子どもたちは釘付けになっていました。

参加した学生の感想

  • 防災という、一見難しく感じてしまうテーマですが、小学生が理解できるように、遊びや食を通して学びにする、素晴らしいイベントだと感じました。当日は、地域から様々な団体様が主催者側として参加されており、防災に対するさいたま市の熱い思いが伝わりました。我々の防災ショーも、たくさんの方々に見ていただくことができました。大きな声援を送る子どもたちの姿は我々の宝物です。この度は、このような素敵なイベントに参加させていただき、ありがとうございました。
  • 今回の防災講座を通して、どのように伝えたら子どもたちに防災の必要性について考えてもらえるか、家に帰っても思い出してくるような内容にすることの大切さを学びました。子どもたちもクイズなど、積極的に参加してくれ楽しんでくれているように感じることができました。私自身、子どもに対しての伝え方や話し方を学ぶことができ、とてもよい機会になりました。

つながりが地域の防災力を高める

今回の防災教室では児童が防災について学ぶ機会になっただけではなく、本学もイベントに参加させていただくことで、児童を中心に地域でのつながりを育み、防災力を高める機会にもなりました。これからも地域の皆様とつながって、一緒に防災ほか様々なテーマに取り組んでいきたいと思います。

※学校法人聖学院はグローバル・コンパクトに署名・加入、SDGsを目指した活動を行っています。

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