司書教諭課程

課程紹介

いま、学校教育の現場では、子どもたちの意欲的な学習活動や読書活動の充実がすすめられています。また、情報社会のなかにあって情報の海におぼれないように、子どもたちが情報を取捨選択し、上手に利活用し、自ら情報を発信できるようにする教育も求められています。このような状況のなかで、学校図書館は、学校における多様な活動の拠点となるメディアセンターとしての役割を果たさなければなりません。そのためには、児童生徒の主体的な学習活動を支える「学習センター」としての機能、情報を収集・選択・活用する能力を育成し、学校内の情報通信技術導入の拠点となる「情報センター」としての機能、さらに児童生徒が自由な読書を行う「読書センター」としての機能を充実させることが必要です。その中心となるのが司書教諭です。

司書教諭は、学校図書館法で定められた資格で、小学校・中学校・高等学校などの図書館において、図書館の適切な運営や児童生徒の指導にあたります。また、多様な授業を展開することができるように、教員にたいしては適切な情報や資料の提供を行います。

この資格は、教員免許があってはじめて有効となりますので、司書教諭と同時に教員免許の取得を目指してください。なお、近年、自治体によっては教員採用試験のさいに司書教諭の有資格者には加点を行うところも出てきています。教職を目指す人たちは、ぜひ司書教諭の資格を取得してください。

関連情報はこちら