聖学院大学サステイナビリティセンター(SSC)について

設立目的

聖学院大学は、2018年4月に学校法人聖学院が国連グローバル・コンパクトに署名・加入したことを契機に、教育、研究、地域貢献など、さまざまな側面から、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」の達成に向けたプロジェクトを展開してまいりました。こうしたプロジェクトをさらに活性化し、2030年以降もサステイナビリティの実現および「持続可能な世界」の形成に貢献していくため、2022年4月に聖学院大学サステイナビリティ推進センター(Seigakuin Sustainability Center: SSC)を開設いたしました。

SSCは、聖学院大学の建学の精神「神を仰ぎ 人に仕う」のもと、持続可能な社会と世界の形成に寄与することを目的としています。そのために、「聖学院大学SDGsプラットフォーム」(以下)を構築し、学内で行われてきたさまざまな取り組みを有機的に結びつけるとともに、「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development: ESD)」のカリキュラム化を推進します。また、自治体、企業、NPO・NGO、国際機関などの諸団体と連携し、以下に列挙する諸活動・事業に取り組みます。

  1. 持続可能な開発のための教育(ESD)に関連する事業 
  2. 地球規模課題および国際協力に関連する事業 
  3. 持続可能なまちづくりおよび地域貢献に関する事業 
  4. 本学内諸組織および諸団体との連携に関する事業 
  5. 上記の事業に関わる人材育成事業 
  6. 上記の事業に関する活動の記録および広報に関する事業

聖学院大学SDGsプラットフォームについて

聖学院大学は、学内外の諸組織と協働しながら、サステイナブルな社会・世界の実現に向けて全学的に取り組んでいくため、「聖学院大学SDGsプラットフォーム」(下図)を構築していきます。SSCは同プラットフォームの司令塔的な役割を担い、これまで学内で行われてきたさまざまな取り組みを有機的に結びつけ、学内外の諸組織との連携・協働を促進していきます。こうした多様な組織間のパートナーシップを構築していくことで、SSCはSDGs達成の期限である2030年にとどまらず、さらに先を見据えたサステイナブルな大学・地域・社会・世界の形成に取り組んでいきます。

とりわけ、学内の「ボランティア活動支援センター」および「地域連携・教育センター」と緊密に連携し、聖学院大学SDGsプラットフォームを具現化していきます。ボランティア活動支援センターは、地域で求められている諸活動とボランティアに関心のある学生をつなぎ、学生のボランティア活動を支援する組織です。ボランティア活動支援センターと協力することで、SDGsに関連するボランティア活動を活発化し、学生一人ひとりの成長を促しながら、大学と学生が協働して社会のニーズに応えていきます。地域連携・教育センターは、大学教職員・学生および地域の諸組織が連携して、地域の諸課題に取り組むことを支援する組織です。地域連携・教育センターとの協力のもと、自治体や企業、NPO・NGOなどと連携しながら、地域を対象とした学びと課題解決を促進し、SDGs推進を掲げる自治体との連携もさらに深めていきます。

さらに、SSCは、同じく2022年4月に開設した「教育開発センター」と協力し、「持続可能な開発のための教育(ESD)」のカリキュラム化を図ります。また、本学における留学生支援や国際交流を担当する「グローバルキャンパスセンター」と連携していくことで、グローカルな活動を促進していきます。

運営体制

当センターの活動は、教職員および学生代表から構成される「聖学院大学サステイナビリティセンター運営委員会」において決定しています。 

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