人間福祉学部のポリシー(2017年度以前入学者用)
ディプロマ・ポリシー
所定の課程を終了することで、深い人間理解を培い、他者と自己を理解し、福祉社会の実現に向けて貢献できる人材を育成します。
①建学の理念を基軸にして学生の人間力を強化し、福祉社会への明確な方向性を持ちながら個性的に生きる能力。
②児童教育や福祉等に関わる諸資格を求める学生には、とくに「理念に立脚する専門人」となり、それをベースに人間の深い理解に基づきともに生きる社会人となる能力。
③グローバル社会の中で、広く人間存在の生涯にわたる福祉向上に貢献できる人材となり、困難を抱えた人々の人格を尊びながら相互に主体的な関係性を構築することができる能力。
カリキュラム・ポリシー
①人格を尊び合うことを基本に据え、児童学、福祉学、さらに心理学や環境等に関わる人間生活に直結する学問を深めていく。特に諸科目の理念に即した配置と学びを強化する。
②教育や福祉等の分野において、技術論等の実践教育を強化・徹底するため、それを具体的に学ぶ演習科目の充実を図る。さらにそれを基盤において支え、社会に浸透させていくために生活に密着した文化論領域のカリキュラムを充実させる(児童文化論、福祉文化論等)。
③直接専門職に携わらない学生達に対しても、各学科における学びを日常生活および職務上の業務遂行に役立てることができるように諸科目および科目群の設定ならびに教育群の一般化に配慮する。
④福祉専門職、教育職等に従事する卒業生と学部学生との交流を図り、現場を感じさせる授業内容を設定する。
アドミッション・ポリシー
①理念を有する専門人として具体的資格(幼稚園・小学校教諭、保育士、社会福祉士、精神保健福祉士、認定心理士等)とそれを基盤にした職業を求め、共働者および利用者の人格にふれながら諸活動をなすことのできる人を求める。
②児童文化、福祉文化、さらに児童教育や支援を求める人々への対応技術を広く体現し、それを卒業後、社会生活や家庭生活の中で生かそうとする学生を求める。
③人間個々の可能性とその向上、喜びある人生、および直面する「生活問題」等を学び、それを通じて人間について深く知ろうとする学生を求める。
2010年9月22日制定/2015年11月11日更新/2017年3月8日改定