心理福祉学科の卒業生が語るソーシャルワーカーの“リアル”を学ぶ

毎年恒例の学科プログラムです。国家資格である社会福祉士・精神保健福祉士を生かした仕事の実際、資格取得までの大学生活のアレコレを卒業生がリアルに語ります。在学生にとっては、資格に関係なく進路を考える貴重な機会です。本学の心理福祉学科は、共生社会において人と社会を深く理解し「共に生きる」こころを養うことを目的とし、心理学と福祉学を関連付け、両面から学ぶことができることが特色です。

資格取得のきっかけは様々⁈ 利用者の心に寄り添った支援を実践!

6月19日(水)に「卒業生から学ぶ社会福祉士・精神保健福祉士のリアル」が開催されました。
国家資格である社会福祉士や精神保健福祉士を取得して、ソーシャルワーカーやケアワーカーとして福祉現場で活躍している卒業生を招いて、福祉の仕事や大学時代のことをお聞きしました。
資格を目指したきっかけは、高校時代の先生からの勧め、友人との関わり、恋愛相手への下心(笑)など様々でした。仕事については、利用者が望む生活に向けて支援している、利用者が感じる“生きづらさ”を一緒に解決している、利用者のペースに合わせて楽しみながら支援しているなど、率直で熱い思いが語られました。
このように福祉現場では、利用者の心や想いに寄り添う支援が重要です。

心理学と福祉学を関連づけた心理福祉学科の学びは、福祉現場での実践に大きく役立っています。

プログラムに参加した学生のコメント

PROFILE心理福祉学科 1年生~4年生

■ 私は公認心理師を目指していますが、通ずる所も多く、凄くためになりました。

 

■私はまだ福祉に行くか心理に行くか迷っていたので、進路選択の参考になりました。

 

■社会福祉士か精神保健福祉士になるかで悩んで焦っていました。今の時期は友達との時間を大切にしたり勉強以外で熱中できることを見つけようという気持ちになり、授業もしっかり受けて自分に合ったものを見つけていければいいなと思いました。

 

■嬉しいことや大変なことの話を聞けてやりがいのある仕事だなと改めて感じ、資格を取るのに大切なことやコミュニケーションのとり方など色々と学べて今後に役立つことが多くとてもいい時間でした。

 

■支援をした結果が同じだったとしても、人によって違う価値観を理解出来るのはソーシャルワーカーというお話が印象に残りました。

 

■実習や国試対策に関して、今ちょうど悩んでいたことが、卒業生の話のおかげで、少し悩みに対する不安を軽くすることができました。


 

写真で見る当日の様子