キリスト教主義に基づく教育の実践を目指して

聖学院では毎年「駒込」「さいたま上尾」両キャンパスを交互に会場として、教会と聖学院との懇談の時を持っています。2024年度は大学と幼稚園のある「さいたま上尾」キャンパスでの開催となりました。学校法人聖学院は幼稚園から大学院を擁する総合学院ですが、どの学校でもキリスト教を土台とした教育活動を行っています。教育活動の実践として、本学からのつながりで教会に通う生徒・保護者がいたり、教会から学校へ招いて礼拝やキリスト教に関連する授業を持っていただくこともあります。

テーマは『「伝道」-コロナ後に働く主のみわざ-』

7月3日(水)に「教会を聖学院との懇談会」が開催されました。教会からは48教会、64名をお迎えし、学長、院長をはじめチャプレンや教員と共に懇談の時を持ちました。

主題講演では吉祥寺教会牧師で本学講師の吉岡光人先生より「伝道」-コロナ後に働く主のみわざ-との題で講演いただきました。コロナを経験して変化した礼拝や教会の在り方、その中でも変わらない神様の恵みを分かち合い、絶えず聖書の言葉の種を撒き続けることの大切さについて学びました。

また、講演後のランチョングループでは6分団に分かれ、各教会での取り組みや大学に期待することなどを語り合いました。参加した教会からは「学生からの礼拝に対する感想はとても励みになる」「もっと懇談のための時間が欲しい」といった積極的なご意見が寄せられました。地域にある教会と大学とが互いに祈り合い、連携を深めることを通して、キリスト教主義に基づく教育の実践がさらに充実していくことを目指しています。

参加者アンケート:教会から寄せられた声

  • アンケートの回答、大学の学生の感想は毎回とても参考になり教会学校の希望となります。
  • ランチョングループのおはなしが良かったです。気づきをあたえてくださいました。
  • とてもよい交わりをいただきました。コロナ禍でのそれぞれの苦労をお聞きできて良かったです。励まされました。
  • 初めて大学に足を運びました。とてもすばらしいチャペルとオルガンで、この場で礼拝できることは恵みであるなと感じました。
  • 交流の時間をもっと長くとっていただけるとありがたいと思います。
  • 資料がよく準備されわかりやすいものでした。聖学院のキリスト教への取り組みが伝わってきました。

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