ニュージーランド「児童学海外研修」の最大の特徴は、語学研修にとどまらず現地教育施設での実習を行うこと

「児童学海外研修」は、ホームステイで現地の生活を体験しながら、英語研修、テファリキの授業、保育園、小学校、特別支援学校、マオリ語教育の幼稚園の見学、そして、保育園での実習が盛り込まれた子ども教育学科のオリジナル・プログラムです。2024年の2月に10名の学生が参加しました。学生たちは貴重な経験から得た学びをしっかり自分のものとして活かしており、教員として成長を感じています。

「児童学海外研修」は、ホームステイで現地の生活を体験しながら、英語研修、テファリキの授業、保育園、小学校、特別支援学校、マオリ語教育の幼稚園の見学、そして、保育園での実習が盛り込まれた子ども教育学科のオリジナル・プログラムです。2024年の2月に10名の学生が参加しました。学生たちは貴重な経験から得た学びをしっかり自分のものとして活かしており、教員として成長を感じています。

子ども教育学科 小川隆夫特任教授

テファリキカリキュラムにもとづく“子ども中心のアプローチ”。

5月22日(水)子ども教育学科AH連続講座として、“テファリキの国へ行ってきた~2023年度「児童学海外研修」報告会~”が開催されました。
本研修に参加した子ども教育学科の学生たちが、ニュージーランドで撮影した写真や資料をスクリーンに映しながら、ニュージーランドの教育制度・テファリキについて、ホームステイでの様子、観光、食事、夢、保育実習について発表しました。

テファリキとは、ニュージーランドの幼児教育カリキュラムで、マオリ語で「敷物」を意味し、子ども中心のアプローチや文化的多様性の尊重などが特徴です。保育現場での具体的な取り組みや子どもたちとの触れ合いの中で、鮮明に感じた日本の幼児教育との違いや、将来、ニュージーランドで保育者として働きたいなど、進路を考えるきっかけになったなどの所感が多く述べられました。

研修に参加した学生のコメント

PROFILE子ども教育学科3年 二宮未美里さん

私の夢は、幼稚園教諭一種免許状と保育士資格の両方を取得し、子どもたちが日常から英語に触れる環境づくりができる保育者になることです。念願だった「児童学海外研修」で学んだことをしっかり吸収して、この経験を実習やゼミに生かしたいと思っています。

また、この研修に参加したメンバーと最高の仲間になれるのも魅力です。

やりたいことをやるためには、自分から積極的に動くことでより吸収できると感じています。ぜひ研修に参加して、今しかできない経験をしてほしいと思っています。

最後に小川隆夫特任教授より、ニュージーランドは経済格差や労働者不足といった問題がある中でも、お互いの幸福を目指す国であること、そして発表を聞いて参加したいと思ってくれたら嬉しいと、次に続く学生へエールを送りました。

写真で見る当日の様子

2023年度 児童学海外研修フォトギャラリー

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