自ら進む力が、
自身の成長につながると実感。

私は高校生まで、どちらかというと内気で慎重な性格でした。
大学進学を機に、より積極的になりたいと思っていたところ、友人に誘われ、SDGsを推進する学生団体「Petite Arche(プチ・アルシュ)」に入ることに。

ファッションが好きだった私は活動していくうちに衣類の大量消費や破棄の問題に関心を深めていくことに。衣類のリユースやリサイクル以外の取り組みとして、古着のファッションショーを開催してみたいと考えていました。すると、団体の活動に協力しているサステイナビリティセンターの職員から「リーダーとして頑張ってみて!」と背中を押され、古着を使ったSDGs推進活動のリーダーに任命されました。

リーダー経験のない私は不安でしたが、思い切って取り組むことに。最初は仕事の割り振りや進捗管理など、わからないことばかりでしたが、周りのメンバーや職員の支えもあり、大学のチャペルで他大学や企業を交えた古着のファッションショーを成功させることができました。こうした活動を通して、積極的で自信のある自分に変わることができたと実感しています。

ファッションショーを通じて多くの出会いが

古着を用いた私たちの取り組みは、学内外問わず、多くの人々に関心を持っていただきました。ファッションショー後は、学内のSDGsに関する講演会のパネリストとして参加させていただいたり、大型ショッピングモールで古着のファッションショーに関する展示を行ったりするなど様々なイベント・企画に呼んでいただけました。

中でも埼玉県と協力して行った「サーキュラーファッションショー」は大きく印象に残っています。これは埼玉県庁の一般公開イベントで開催されたもので、多くのSDGs推進に取り組む企業やタレントさんと作り上げたものです。私はそこで、古着の回収やコーディネートの考案を行い、またイベントの企画や運営にも携わらせていただきました。当日はファッションモデルとしてステージにも上がらせていただきました。

このイベントの後には埼玉県庁で報告する機会をいただくなど、Petite Archeに入っていたからこそ経験できたことが沢山あると感じています。

小野さんが携わった企画・イベントの写真

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PROFILE

小野 稜太

人文学部 日本文化学科 2024年3月卒業

埼玉県 私立叡明高等学校 出身