ピエタス・エト・スキエンティア

ミッション系大学ならではの名称の由来や、校章、校歌など、聖学院大学にまつわるエピソードをご紹介します。

ピエタス・エト・スキエンティア

 聖学院大学が掲げる標語の"Pietas et Scientia"というラテン語は、英語では"Piety and Science"すなわち「敬虔と学問」と訳される言葉です。

 聖書には「主を恐れることは知恵のもとである、聖なる者を知ることは悟りである。」(箴言第9章10節)とありますが、人類はクローン人間に代表されるように遺伝子や生命操作をもなし得るようになり、科学の進歩はめざす目的も知らずにただ暴走する勢いです。またあらゆる分野で知識は増大し、かえって青少年の学力崩壊現象が起きています。知識が増大して、知恵は貧しくなりました。本学は、プロテスタント・キリスト教の精神に基づき、自由と敬虔を尊重しつつ、真理を探究しようとする大学です。従って大学の中枢に礼拝を持っています。そこで、神の私たち人間への愛が語られ、私たちは神への敬虔、人々への敬愛、私たちの貧しさを知ります。神に見守られている私たちはしっかりした存在基盤のもと、喜びをもって学問に励むのです。そして学問の本当の目的を知っていくのです。

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