ミレニアム希望の賛歌

ミッション系大学ならではの名称の由来や、校章、校歌など、聖学院大学にまつわるエピソードをご紹介します。

ミレニアム希望の賛歌

 聖学院大学には校歌と呼ばれるものはありません。大学創設当初には制定しようという動きはあったのですが、校歌としての制定には至りませんでした。その後、学生部などが中心となって、毎年度「聖学院大学の歌」を募集し、しばらくの間は1993年度に採用された酒井文雄元教授(故人)の作詞に村山順吉教授(当時は講師)が作曲したものが聖学院大学を代表する歌として入学式や卒業式などの式典で歌われてきました。
  その後、女子聖学院短期大学(1967年創設)が1998年に発展的改組によって聖学院大学に統合される機会を捉え、それまで長い間短期大学学生や同教職員の間で親しまれ、歌われ続けてきた「女子聖学院短期大学の歌(1971年制定)」(作詞:浅原六朗、作曲:小林秀雄)がこのまま消えることは大変残念であるとの議論がまき起こり、両大学関係者が協議の末、この歌を「ミレニアム希望の賛歌」として、大学において校歌に代わる歌として歌い繋いでいこうということになったのです。浅原六朗先生は童謡「てるてるぼうず」の作詞でも有名であり、昭和の初期振興芸術家の代表として活躍されました。先生は1968年の国文科増設と同時に女子聖学院短期大学に専任の教授として就任され、本学にて学科長などとしても活躍されました。

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ミレニアム希望の賛歌

浅原六朗 作詞/小林 秀雄 作曲

くれないのひかり ひがしより
白亜の母校 愛につつむ
百合すみれ かおる 武蔵野
青春われら 手と手をつなぎ
明日をもとめて ここに学び
とこしなえのものを とこしなえのものを

みどりのいのち うたう讃歌
聖きこころ たかきほこり
野の鳥はとおく 大空
青春われら 手と手をつなぎ
明日をのぞみて ここにつどい
とこしなえのものを とこしなえのものを
とこしなえのものを