報告レポート:桶川のhonプラス+にて木下綾子准教授が講演会「紫式部と清少納言 〜2人はライバル?〜」を行いました

報告レポート

2024年2月29日更新

2024年2月3日(土)に桶川市中央図書館と丸善桶川店を融合した文化・交流施設「OKEGAWA hon プラス+」にて、日本文化学科の木下綾子准教授が「紫式部と清少納言 〜2人はライバル?〜」と題した講演会を行いました(主催:OKEGAWA hon プラス+運営協議会、協力:聖学院大学総合図書館)。

講演会では紫式部と清少納言の人となりや、それぞれを取り巻いていた政治的環境などから二人の人間関係を紐解いていきました。
また、紫式部は漢学の素養があったこと、清少納言は清少納言は漢学よりも和歌の素養があったことなど二人の文学的異点なども紹介されました。

今回の講演テーマは人々の関心も高く、講演終了後には多くのお客さまから様々な質問が寄せられました。
当日は用意した座席は全て埋まり、立って観られるお客さまもいるほどの盛況となりました。

聖学院大学総合図書館は、OKEGAWA hon プラス+のオープン時にイベント企画のお声がけを頂いたことをきっかけとして、以来、同施設にてその時々の社会の関心に合わせた講演会を多く企画しています。

講演する木下准教授
講演する木下准教授

木下綾子准教授について

木下綾子 准教授
木下綾子 准教授

人文学部 日本文化学科
木下綾子 准教授

専門分野
平安文学、日本漢文学、日中比較文学

木下准教授は源氏物語をはじめとする平安文学を専門としており、小学生向けのくずし字・百人一首講座や、社会人に向けた源氏物語の講座などを開催するなど、平安文学を読み解き、考える楽しさを伝える活動も行っています。

「研究者図鑑WEBサイト」で、木下先生が取り組んでいる研究についてのインタビューも掲載しています。
ぜひご覧ください。

当日の様子

多くのお客さまにお越しいただきました
多くのお客さまにお越しいただきました
参加者の質問に答える木下准教授
参加者の質問に答える木下准教授
今回のイベントのチラシ
今回のイベントのチラシ

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