報告レポート:聖学院小学校での「基礎実習」
駒込の聖学院小学校での観察実習の様子をご紹介します。
報告レポート
児童学科の2年生は「基礎実習」で子どもの姿をよく見て、その思いに気づき、その気付きを言語化して記録にまとめることを学びます。
今日は駒込の聖学院小学校での観察実習です。7人の学生と教員が、朝から小学校で子どもたちと一緒に過ごします。
聖学院小学校の朝はチャペルでの礼拝から始まります。チャペル後方で起立して、入場してくる子どもたちを迎えます。
礼拝の後は、一度、控え室に戻って打ち合わせ。注意事項を確認します。みんな、緊張していますね。
1時間目の授業です。聖学院小学校は、オープンスペースのこんなに素敵な校舎です。
授業の邪魔にならないように、立つ位置に気をつけて見学し、子どもたち一人ひとりを観察します。細かな動作や表情を見取り、思いを汲む練習です。
気付いたことがあるようですね。一所懸命にメモしています。
休み時間には授業中とは異なる姿が見られます。急に声が大きくなる人も、動きが素早くなる人も!
お友達同士の関わり合いの場面からも感じることはたくさんありますね。
この窓からは、休み時間の校庭の様子が一望できます。上から見ると、子どもたちのダイナミックな動きがよくわかりますね。
1年生の英語の時間を見学し始めたところ…
先生に誘っていただいて、クラスに参加してしまいました。
”somebody touched me!"というゲームをしているところです。子どもたちが机に伏せて目をつぶっていると…誰かがそぉっと触りにきます。「触られた人!?立ってください!!」あら、実習生は三人とも立っています。
ゲームの後は、朝顔の種をまいてから花が咲くまで、歌を歌って身体で表現します。
すっかり子どもたちと打ち解けて、楽しいひと時をご一緒させていただきました。
控え室に戻り、ディスカッションです。
どの学生も、自分が見てきた子どもたちのかわいらしい姿を話したくて、にぎやかです。
かわいいよね、一生懸命なんだもの、そんなことできるなんてすごいでしょ、面白くって、感動しちゃった!
あのクラスが一番やんちゃ!担任の先生は、学校で一番しあわせだな。
楽しいおしゃべりですが、これが気付きを言語化する大切な学びです。
小学校の児童のみなさん、今日はどうもありがとうございました。
みんなの姿に接して、やっぱりかわいいな、何て一所懸命なんだろう!と実感し、お兄さんとお姉さんはますます「先生」になりたくなりました。明日も行きます。また、よろしくお願いします。
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