報告レポート:心理福祉学科AH「心理師の仕事」
報告レポート:心理福祉学科AH「心理師の仕事」
2022年1月13日更新
1/12(水)アセンブリアワー(※)の時間に、児童福祉分野と司法矯正分野で活躍されている2名の先生をお招きし、心理師の仕事について講演が行われました。将来、心理師を目指す学生や、心理分野の仕事に興味のある学生を対象に対面とオンラインのハイブリット形式で開催されました。
対面では9名の学生、オンラインでは33名の教職員と学生が参加し、普段聞くことのできない実際の現場で活躍される先生方の話に、熱心に耳を傾ける様子が見受けられました。
※アセンブリアワー
聖学院大学の特色ある教育プログラムです。社会で話題となる問題に最前線で取り組む方や、その分野の専門家を講師として招き、知識や多様な価値観を養う講演やイベントを実施します。
児童相談所や司法矯正領域の仕事は学生の関心も高く、事例をもとになぜその職を選んだのか、大変だったことは何か、仕事の怖さや葛藤などのお話がありました。
学生からは主に、心理の仕事に携わる上での不安や、重い現実に対して向き合っていけるか、また日本の児童相談所に対するメディアの取り上げ方への憤りなどの質問が投げかけられました。
先生方からはまず、「話を聞いてどう感じたかを大切にして欲しい」とメッセージがあり、心理師の仕事を続けていく上で、職場の人との交流を通して救われていることや、仲間や社会、人に助けてもらった体験が支えになっているとの言葉が送られました。