7/10 政治経済学科AH特別講演会「国際協力を仕事に!」 (報告)

7/10 政治経済学科AH特別講演会「国際協力を仕事に!」 (報告)

7月10日、地球ボランティア協会専務理事の稲畑誠三先生を招いて、政治経済学科主催アセンブリアワー講演会「国際協力を仕事に」が4301教室で行われました。
講演会には、政治経済学科の学生31人が参加しました。

稲畑先生は、マーケティングコンサルタントとして学校、博物館、NGO等の設立や運営に携わり、1992年地球ボランティア協会設立と主に専務理事に就任、途上国の住民の生活向上のため教育、職業訓練等に取り組まれています。

途上国支援で、一方的に助けられるだけでなく、住民が自分でできることを考え実行していく中で周囲が変わっていった事例や、学校の先生に耳が良いことを認められて自信をつけ、世界的なミュージシャンになったスティービー・ワーンダーの例、第2次大戦中の強制収容所での極限状態にあって、生きる希望を失わずに生き延びられた人の例などをあげ、学生たちにこれから生きていく中で大切な3つのことを語ってくださいました。

①自分を差し出すことで周囲が変わっていく
②マイナス面ではなく、強みに焦点を当てて伸ばしていくこと
③自分の使命を知って、その使命に取り組むこと

これから社会に出ていく学生にとって、自分の生き方を考える上で必要な指針をお話ししていただきました。


 

当日の様子

 
 

講演者プロフィール

稲畑誠三氏プロフィール
1958年芦屋市生まれ。1980年代後半から学校、博物館、NGO等の非営利組織の設立や運営に関するコンサルティングに携わる。仕事の使命は「主として、マーケティングとイノベーションを通して、携わる団体・組織が卓越した成果を上げるように助ける」。

関連情報はこちら

  • 特定非営利活動法人 地球ボランティア協会HP

    主に途上国の住民の総合的な生活向上と環境の保全を実現することにより、地球上の人々が、平和で安らぎのある生活を享受できる社会を創造することをめざし、1992年に設立。主な事業領域は、教育、保健医療、職業訓練、所得向上、森林再生。対象地域は、フィリピン、ペルー、ケニア、コンゴ民主共和国等。

  • 政治経済学科ホームページ