AH報告レポート:OBOG講演会「大学で、学んで、遊んで、今がある」

報告レポート

2023年7月22日更新

 7月19日、欧米文化学科アセンブリ―アワー企画「OBOG講演会」が対面とオンラインのハイブリッド形式で開催されました。

 欧米文化学科OBOG講演会は、社会で活躍しているOBOGの先輩から直接話を聞く貴重な機会として毎年開催しています。先輩の経験談やアドバイスを通じて、学生たちは自身の将来に向けたヒントを得ると同時に、聖学院大学の魅力を改めて知るきっかけとなっています。
 今回は2004年度に聖学院大学欧米文化学科を卒業し、ICT企業に就職、現在は学校法人聖学院の情報センター事務室でサブマネージャーを務める清水佳人さんを講師にお迎えしました。

 清水さんは、講演の中で自身の経験を通じて、なぜ欧米文化学科に進学したのか、英語教師を目指していた学生時代、就職活動について、ICT企業から母校への転職などのエピソードのほか、情報リテラシーや生成系AIとの付き合い方、ICTの重要性や「聖学院は困ったときに周りの人(友人、教員、職員)が手を差し伸べてくれる」と聖学院大学の魅力についても触れました。

 講演には、欧米文化学科の学生や教員が参加し、質疑応答の時間では、英語の勉強方法や将来のICTの展望、成績向上の秘訣などについての質問が出されました。

 講演の最後には清水さんから「聖学院大学に入学してみると良い大学だと実感できる。大学での生活を楽しんでください。」と学生たちに向けてメッセージが投げかけられました。

学生の感想(一部紹介)

  • 生成系AIを使ったデタラメな提出物の話を聞いて、大学生のうちは生成系AIを使わず地道に課題をこなすしかないのかな、と生成系AIを自分から遠ざけてしまっていましたが、回答はデタラメだったとしても対話の相手として四六時中付き合ってくれるという人間と比べての利点があると知ったので、まずは日常のちょっとした相談の相手になってもらう、というところから生成系AIを始めてみようと思いました。
  • 今日のお話を聞いて、人とのつながりがとても大切だと感じた。そして些細なことでも人生の転機になると感じた。人との関係を切るのではなく、人とのつながりをもっとひろげようと感じた。
  • SNSから簡単に個人情報を取られてしまうことに驚きました。SNSを使うとき、アプリを入れるときは気を付けようと思いました。 私も英語の教員を目指しており、教職課程を履修しています。英語の勉強が就活だというとても面白いお話しを聞けたので、英語の学習や世界に目を向けて学び続けたいと思いました。 まだChatGPTを使ったことがないので、使ってみようと思いました。ありがとうございました。
  • なんだか話を聞いていて親しみを込めて聞けたような、自分もうまく単位を取れない時があったので、そこから折れずに努力をしている話を聞いて自分もまだまだ頑張ろうとモチベーションに繋がる講演会だったと感じました。あと、最初は苦手と仰っていたパソコンをアルバイト等を通じて続けていき、自分の特技にしていったことはとてもすごいと思いました。

当日の様子(写真)

関連情報はこちら