授業レポート:国際ボランティア入門A

授業レポート

2023/7/14更新

欧米文化学科の専門科目「国際ボランティア入門A」の授業で、講師に国連WFP協会(国際連合世界食糧計画WFP協会)の谷川真理氏をお迎えし、「世界の食糧危機と食糧安全保障」というテーマで講演いただきました。

この授業では、なぜボランティアが必要とされているのかを理解するため、ボランティアの定義、また地域支援・災害支援、国際協力・環境ボランティアなどの実際の活動を知り、私たちの生活とどのようなつながりがあるのか、さらにそれらが抱える問題解決の基本的な視点を、お互いの意見を交流し合いながら考えていきます。

講演では、飢餓人口のグラフを見ながら、気候変動による災害、感染症、ウクライナ戦争の影響など、飢餓の状況について学びました。また、国連WFPの支援活動についてもお話しいただき、私たちにできることは何か、考える時間となりました。
  

また、学生目線でSDGsを考え推進する学生団体Petite Arche(プチ・アルシュ)の学生たちも受講し、この「国際ボランティア入門A」を受講している学生に向けて、「学食寄付メニュープロジェクト」(学食の売り上げの一部を、国連WFPを通して発展途上国の給食費用として寄付する取り組み)についての活動紹介も行いました。

学生の感想 *一部抜粋にてご紹介します

  • 日本では食品ロスの問題が課題だと思う。
  • 飢餓状態が、子供への影響、脳にも影響があることに驚いた。
  • 映画館などでも支援ができることを知って、ぜひやろうと思った。
  • 飢餓の状況が想像以上に深刻だった。身近なことでもできることがたくさんあることを知ることができた。
  • 学食寄付メニュープロジェクト、知ってはいたが食べたことがなかったので参加してみたい。
  • 今日の講義を受けて、自分達の活動が何につながるのか、実感できた。

関連情報はこちら